学園ヘタリア〜今日から始まる私と貴方の物語〜

恋日記３２日目、告白 ページ36

(イギリス目線)


ここらでシリアスぶち壊しになると思うが
俺が二人の話の中なぜ入れないのかを知っているか・・・？

Aは普通に話していたが俺は話せなかったんだぞ・・・
AはAですごいと思う。よくこんなに強い術かけられて話せたな。


もちろん体も動かねぇ。


そんなときに校長・・・・というか、校長じゃないなコイツ
あきらかに声が違うし、俺を騙そうとは思っていないようだ

途中まで俺も騙されてたなんて言えねぇ・・

でも、Aは校長に会ったことないからな・・・・
つーか校長どうしたんだよ。どこ行った。

不審者は入ってきたのは俺の目の前いる偽の校長として・・・
不審者は校長が仕組んだんじゃなかったんだな。安心した。


それで、話を変えるが。偽校長がさっき言った衝撃発言についてだ

俺を殺せ・・・だと？

どうするんだよ俺！！動けないし・・・
なんて心配する必要はないだろう
Aは俺を殺すような奴なんかじゃない

だけどもしも偽校長が体を操れる術が使えるのだとしたらあぶないな・・・
Aがその術にかからないことを祈るだけだが・・・・


『もちろん君が彼を殺すなんてことはないと思ってるよ。』


だけど・・・・と続けた偽校長は手を怪しげに動かした
するとAの体がピクリと動き、こちらを向いた

A「うっ・・・・・こっ・・の・・・・・」


どうにかして抵抗しようとしているAだが抵抗ができないらしい
偽校長はまた手を動かした


『殺せ。』


あるとき抵抗していたAが抵抗するのをやめ、剣をかまえた

こちらに走ってくる。

あぁ・・・・俺、死ぬのかな・・・・
でも、好きな女に殺されるとか複雑なんだけど・・・


・・・・・ん？好きな女？？


え？え？？？俺、Aのことが好きなのか！？？

こんな時に気づくとかどれだけだよ！

・・・もういい、どうせ最後だったら素直に言ってしまおう

＊

＊

＊

＊

＊

＊


俺はAが好きだ


そう、心の中でつぶやいたと同時に
ザシュという音が校長室に響いた。

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