学園ヘタリア〜今日から始まる私と貴方の物語〜

恋日記２７日目、少し進展 ページ31

英「お・・・・おいA」


A「はい？なんでしょうか？」


最近話していなかった(ということを今思い出した)
生徒会執行部、生徒会長のイギリスさんが私を呼び止めた

なんで紹介したかって？そりゃぁひさびさの登場で忘れてる方もいるのではないかっていう・・・
って、誰に説明してるんだろ


英「あのときの怪我・・・大丈夫だったか？」


お決まりの皮肉でも言われるかと思っていた私は驚きのあまり目を見開いた

・・・・心配、してくれていたのか

A「怪我は(まだ少し痛むけど)大丈夫ですよ」

彼に心配してもらえるとは、驚いたけど
少し、うれしい・・・かな

英「そうか・・・」


会話が続かない
なにか言わなくちゃ

A「そ、そういえば、まほろちゃんって強いんですねっ」


英「まほろが？まぁ強いが、どうしてそんなこと聞くんだ？」


A「このまえ襲われたときにまほろちゃんが追い払ってくれたって聞いたので」


英「あいつはそういうやつだものなぁ。」


まほろ「そうよ！昔アーサーが兄たちにいじめられてたときに助けてあげたこともあるんだから！」


英「おまっいつの間に！！！」


急に後ろにこられては驚きを隠せないようだ
こっちから見て、すぐ分かるほど焦っている

二人は口論(的なこと)をしばらくしていたが
まほろちゃんがイギリスさんを言いくるめたようだ
まほろちゃんは勝ち誇った顔
イギリスさんは若干涙目でこちらに向きなおりこういった


英「あ〜・・・その、お昼。一緒に・・・いかないか？」

今日の彼は風邪でも引いているのか
いつもならありえなさそうなコメントだ

誘ってくれたことかなのか、とてもうれしい


A「はいっ。ご一緒させていただきます！」


A「まほろちゃんも行く？」


まほろ「私はいいわ、先生に頼まれてたことがあって・・・」


A「そう・・。がんばってね！まほろちゃん！」


まほろ「ありがとう」


にこやかな笑顔で言うまほろちゃん
彼女は「それじゃ」と言って去り際にイギリスさんに耳打ちして
教室を去っていった

イギリスさんは顔を真っ赤にしながら

英「それじゃぁ・・・行くか」

といって私とイギリスさんも教室を後にした

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