various 6 〜final story〜

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今日はお昼から出勤。

いつもとは比べものにならないくらいに、足取りが重い。









「はぁ……」









ちゃんとみんなに答えを言うって決めたけど、いざ朝が来るとこんなに心が落ちるんだな。。


傷付けたくないのにな…

みんなで笑っていたいのに……









「おはようございまーす…」


敬浩「グッモーニン！マイエンジェル♡」


メン「呼び方変わってません？(笑)」









全力で手を広げながらそう笑ってる店長が最初に目に映って。

ほんの少しだけど、心に余裕が出来た気がした。









敬浩「今日は、Aちゃんの大好きなカレーだから、早く着替えてらっしゃい♡」


「そうなんですか？！はい！急いで着替えてきます！みんな、おはよー！」


「「おはよー」」









店長のその言葉のおかげで、逃げる様に更衣室まで走ってきた。


バタンとドアを閉めて、１つ溜め息が漏れた。









「こんなんで、ちゃんと話し出来んのかなぁ……」









着替え終わって、髪を縛ってからホールへ戻ればいつもの様に隣をバンバン叩いて待っている彼。









隼「Aー！ここ！ここ！早くー！」


「ありがと」


隼「今日のデザートはなんと！ティラミスでーす！」


「ティラミス？！」


涼太「そんな驚く？(笑)」


隼「驚くよなー？ティラミスて、まさか賄いで食えると思わんよなー？」


「うん」


玲於「隼が、ぜってーAは俺とおんなじリアクションするって騒いでた」


「そうなんだ(笑)」


隼「Aとは好みが合うんです〜。ねっ？」


「うん、そうだね」









……胸がズキンと痛くなった。。




私、この湯たんぽみたいな笑顔を…

……壊したくない。。



でも、きっと壊しちゃうんだ……

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