various 6 〜final story〜

alan side ページ5

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やべー。。
普通にA送っちゃったし。

隼居るから、そうするしか無かったってゆうか…


って、そんな言い訳してないで、なんか考えよ。









亜嵐「隼、ごめん。俺寄るとこあるから先帰っててくんない？」


隼「怪しい〜」


亜嵐「何も怪しくねーから！じゃあな！また明日な！」


隼「はいはーい(笑)」









めちゃめちゃ不自然だったな、今のは(笑)

ま、いっか。AにLINE…









亜嵐「えっ！LINEきてんじゃん！うっわ、さっき健二郎さんと話してた時だ…」









それで返信ないから心配して来てくれたんだ…

最低じゃん、俺。






すぐにAに電話をすれば、何度目かのコールで出てくれた。









亜嵐「もしもし、A？」


『うん』


亜嵐「ごめん！LINE全然気が付かなくて！」


『え、そっち？』


亜嵐「そっちって、どっち？」


『え？(笑)いや…亜嵐、時間欲しいって言ってたから…』


亜嵐「うん、それもごめん！今から出てこれる？」


『うん、大丈夫だよ(笑)』


亜嵐「近くの公園で待ってる」


『分かった』









電話を切って、Aのアパートの横にある公園のベンチに腰掛けた。


ん？てゆうか、近くの公園ってだけでここって分かるか？

でも、分かったって言ってたし、大丈夫か。

……なんかすんげー不安なんだけど。もっかい電話してみよ。









『はい？』


亜嵐「あのさ、近くの公園って言ったけどAのアパートの横のやつね？」


『んふふ、亜嵐』


亜嵐「ん？何？」


『顔上げて？』









目の前には携帯を耳に当てながら笑ってるAが居て。

その顔見たら、どんだけテンパってんだって恥ずかしくなった。









「焦りすぎ(笑)」


亜嵐「ごめん(笑)」









俺の横に座ったAの方も見れず、ただまっすぐを見つめままで。全然言葉が出てこない。。


蝉が煩く鳴く中、頭をフル回転させる。









亜嵐「あの、さ」


「うん」









ダメだ…ちゃんとAを見て言おう。

詰まったっていい。
文章めちゃくちゃだっていいや。



きっと最後の告白。

真っ直ぐ伝えよう。









・









・









亜嵐「好き。やっぱりAの事が好き」


「…」


亜嵐「もう心の彼氏でも無かったのかもしんないけど、心の彼氏から本物の彼氏に昇格させて下さい」


「…」


亜嵐「俺と、付き合って下さい」

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