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hayato side ページ10

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夕方、バイキング会場にて。
僕、ずっと臣さん監視してます。








隼「…」









ほう。臣さんの横はずっとくるみがキープしてんな。よしよし…








涼太「何して、」
隼「っ、何でとなりっ？！」


涼太「びっ、くりした」








何で？！そのままくるみの横座れよー。

アカン、あの人完璧黒。
料理なんて取ってる場合ちゃうわ。









涼太「ねぇ、隼どうしたの？」


龍友「何が？…あー(笑)」


涼太「？」


龍友「ジェラシー？」







Aの後ろに立てば、振り返って俺を見上げてきた。









隼「A！」


「はい？(笑)」


隼「いや、その…………臣さんっ！」


広臣「ん？」


隼「その…あのですね…」


広臣「何だよ(笑)」


「あれ？隼、ご飯は？」


隼「あ、うん。それは、うん。」


龍友「隼」









腰を突かれて、振り返れば龍友くんが、ううんって首振ってる。

何よ、もぉ。。
完全に臣さんペースやん…





しゃーなしに、料理コーナーに戻ったら中華コーナーで渋い顔してる裕太くんが居ったから、隣に立った。

…俺って…無力やな。臣さんになんて勝てる気せぇへん。。
って、おい待てよ。ライバルって、認めてもうてるやんかぁ……









隼「何、焼売睨みつけてんの？」


裕太「俺、今焼売見とる？」


隼「はい？」


裕太「よっしゃ！焼売や！！隼、これAに持ってって！」


隼「えっ？」









訳わからんけど、3つ焼売を乗せて皿を渡して来た裕太くん。

自分の分も取って、席に座るAの肩を叩いた。








隼「焼売」


「わぁー！ありがとう！隼も焼売一緒に食べよ！」


隼「…………うんっ！！食べる！！」









何で焼売渡されたのか、何でAと一緒に食べる事になったのか全っ然分からんけど…









「いただきまーす！」


隼「いっただきまーーす！！！」


広臣「うぜぇくらい元気だな(笑)」


隼「なんですか」


広臣「…なぁ、さっきからさ。俺に恨みでもあんの？(笑)」


隼「ありませんけどー」


「顔！(笑)変だよ〜(笑)」


隼「そんな事ないない！A、ジュース取りに行こ♪」


「うん！」

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