various 5

your side ページ6

ーーーーーーーーーーーーーーーー



敬浩「一旦戻るか！花火するにしてもまだ明る過ぎるっしょ」


裕太「大浴場とかあるんすか？」


敬浩「もちっ！浴衣もあるよ〜ん」


隼「じゃあ温泉入って、浴衣着てから花火しましょうよ！」


くるみ「いいねー！浴衣で花火とかインスタ映えしそうだしね！」


龍友「うわ、出た出た。何でもかんでもインスタ映えとか言う奴」


くるみ「いいじゃ〜ん。べっつに〜」









みんなで片付けをして、保養所に戻る。


部屋に入れば、『疲れた〜』って2人がベッドへダイブした。

ずっと泳ぎっぱだもんね。
そりゃ私とは疲れが違うわ。









「私、お風呂行くけど2人は？」


雪音「少し寝まーす」


「えっ？！」


くるみ「同じく〜」


「じゃあ、お風呂から戻ってきたら起こすからね？いいね？」


雪音「お願いしまーす」









マジか…
えー、1人とか寂しいー。。


部屋を出て、エレベーターまでの道をとぼとぼ歩いてく。






…すると。突然背中に感じた衝撃と、温もり。
それと、耳元に感じる体温。









龍友「捕まえた♡」


「っ！」









耳、やめてって言ってるのに！
やっぱり龍友、危険っ！！


くすぐったくて、前屈みになれば体重を預けてきて離れない。









隼「くぅおらぁーーーーー！！！」


亜嵐「油断も隙もねーな(笑)」


裕太「離れろや！(笑)」









後ろから走ってきたらしい3人に引き剥がされた龍友。

助かったぁ…



やっと大人しくなった龍友を解放して、4人で並んで廊下を歩く。









亜嵐「1人で何処行くの？」


「お風呂。2人寝ちゃったんだよね」


亜嵐「マジ？(笑)」









そんな会話をしながら、2階にある大浴場へ到着。

右側の女湯へ向かえば、当たり前に着いてくる龍友(笑)









隼「ちょっと！(笑)」


裕太「龍子ちゃうから！」


龍友「あ、間違えた。じゃあ後でな〜」


「はいはーい(笑)」









笑いながらのれんを潜れば、人一人居ない。
貸切、ですか……やった♡


服を脱いで、体も髪も洗って、さてさて後は温泉を堪能するのみ♡
案外1人で来てよかったかも。









「露天風呂〜♪」









外に出れば、何ともまぁ開放感があって素晴らしい露天風呂で。

浴槽に浸かれば、温泉と海の境目が見えなくなって、まるで海に入ってる様な感覚になる。









「最高〜♪」

●→←ryota side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す