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your side ページ50

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次の日、10分前くらいにmomentに着けば、お店の前には既に何人かが到着していた。









「おはよー」


雪音「おはようございます！」


隼「おっはー！」


「「おはよー」」









来てないのは…亜嵐と、龍友と、くるみか。


…と思ってたら、遠くの方から走って来るくるみが見えた。

その後ろから並んで歩いてる亜嵐と龍友に向かって、なんか叫んでるけど(笑)









玲於「よくこんなクソ暑い中走れんな」


「ね(笑)」


くるみ「お待たせっ、しました！ハァハァ……」


「大丈夫？」


くるみ「大丈夫じゃ、ないかもです…汗が、半端ない……」


亜嵐「おはよー」


龍友「おはよーっす」


敬浩「みんな集まったな。じゃ、屋上へGOー！」









へぇー、会場は屋上なんだ。

２組に分かれてエレベーターで屋上へ行けば、沢山のテーブルと椅子が並んでいて、ガーランドなんかも飾り付けてあって、
それを見ただけでもウキウキする気持ちが止められない。









健二郎「あ！敬浩さん！お疲れ様です！えっ、臣ちゃんも居るやん！(笑)」


広臣「ダメ？(笑)」


健二郎「まっさか〜！会いたかったぁ♡」


広臣「暑い暑い(笑)」









アロハシャツを着て、インカムを付けてる人が臣さんにいきなり抱きついた。

臣ちゃんって…相当仲良いのかな。
ずっとニコニコしながら2人と話してるのを見てるだけだけど、絶対この人良い人だ。うん、絶対。









敬浩「これ、うちの店のバイト達」


健二郎「めっちゃ若いっすね(笑)」


広臣「ここのバイトと変わんないから(笑)」


健二郎「ま、せやな！ここの店の店長やってます、山下健二郎です」


「「お疲れ様です」」


健二郎「じゃ、席案内しますね！」


敬浩「よろぴく〜♡」









歩いてる順で奥から座っていったら、私は龍友と裕太に挟まれて座る形になった。


にしても、屋上でビールなんて…最高ー！！！



健二郎さんにシステムを説明してもらって、各々ビールやら食べ物やらを取りに行く。









敬浩「はい！じゃあね！今日も飲みまくっちゃいましょー！ってことで、カンパーイ！！」


「「カンパーイ！！」」









・









・









ただ飲んで、食べて。

みんなと沢山笑って。

それだけ……




それだけだと思ってた。

この時までは……

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