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reo side ページ43

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玲於「俺の彼女になって下さい」









戻って来いって、言うつもりだったのにな…

面と向かったら頭真っ白になって、ありきたりな言葉しか出てこなかった。


いっつも話してんのにな。

告白って、こんなに緊張すんのかよ。




……あー、前も心臓バクバクだったか。









「ねぇ！言い逃げ？」


「他の奴らって何？？」


「ねぇ！玲於ってば！」









スタンバイしててもこの調子で、金魚のフン状態で俺の後ろを付いて回ってる。









玲於「手、動かしましょうね？Aさん」


「あ。ごめん……じゃなくって！」









あー、面白れぇ。

つーかこの状況、最高。



そうそう、そうやって俺の事だけ追っかけてればいーの。









玲於「今に分かるから」


「えっ？」


玲於「焦んな」


「意味わかんない！教えてよ！」









小出しにしてれば、相変わらず俺の後ばっか付いてくる。


可愛いな、本当。

あっち側のスタンバイしてる涼太くんの顔ね。

気になって仕方ないんだろうな。

ざんねーん。コイツの扱い方は俺が一番分かってるから。









玲於「ねぇ」


「何よ」


玲於「さっきから聞きたがってる事、教えてあげよっか？」


「え、うん」


玲於「うっそー。自分で考えてくださーい」


「ひどっ！玲於のバカ！」


玲於「バカでーす」


「ごめんなさい、バカは言い過ぎました。ちゃんと教えてくれないと、仕事に身が入りません。お願いします」


玲於「やーだね」


「人がこんなにお願いしてるのに…もう知らない！」









怒った所でどうせまた休憩中にでも俺んとこ来んでしょ？

俺に勝とうなんて10年早いわ。
年下だけどな(笑)









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休憩中。








玲於「何、隣座んの？」


「当たり前でしょ、変な事聞かされてんだから…」


玲於「変な事ーー？？」


「わわわわ、声デカイから！」


涼太「変な事って何？」


「いやっ、何でもないの！本当に！」


裕太「焦り過ぎやろ(笑)」


「い、いーや？？」


玲於「マジウケる(笑)」


「ウケないっ！！」

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