various 5

your side ページ29

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パン、並べちゃおっと♡

このチョコクリームのが気になるんだよなぁ♡









ーガチャ









「あ、亜嵐」


亜嵐「来ちゃった♡あれ、アイツらは？」


「バスルームに居るよー」


亜嵐「俺も風呂入ろーっと」


「え？お風呂？じゃあ私部屋戻るよ！」


亜嵐「え、何で？」


「何でって…そりゃ、お風呂と歯磨きはなんてゆうか、心の持ちようが違うと言いますか…」


亜嵐「いやん♡何、想像してんのよ♡エ ッチ♡」


「はぁー？てゆうか何そのキャラ！とりあえず部屋戻るから、隼に伝えておいて！」









立ち上がって足早にドアに向かえば、手を掴まれて意図も簡単に止められてしまった私の足。









亜嵐「別に裸で出て来るわけじゃねーんだからさ(笑)座ってなって。ね？」


「…確かに、そっか」


亜嵐「うん」


「はい」


亜嵐「いい子♪」









私を元居たソファーに座らせて、優しく頭を撫でてから隼と玲於がいるバスルームに消えて行った亜嵐。


…チャラい。なんか私、遊ばれてない？

でも亜嵐の優しさを知ってるから、全然嫌じゃないけど。。









隼「お待たせ〜！」


「早くっ！食べよ！食べよ！」


隼「可愛いなぁ、本当に」









そう言った隼の目がとんでもなく優しくて。

近付いてくる彼から一瞬も目が離せない。

何だろう、この感じ。

臣さんの雰囲気と少し似てる。。

柔らかい、黄色とオレンジの混ざったような優しい色。









玲於「俺も食いたい」


「へ？あ、うん。私はいいけど」


隼「どうせ、ダメって言うても食うやろ」


玲於「もちろん♪」


「てゆうか玲於って甘いもの好きなの？」


玲於「めっちゃ好き」


「そうなんだ！ねぇ、隼！私ね、これが一番気になってたの！」


隼「じゃあこれから食べよ♪半分こしよっか」


玲於「おい」


隼「あっ、すいませーん。Aしか目に入らなくて」


玲於「うるせー。早く切れ」


「玲於、口悪い！」


玲於「へいへい」









3人で仲良く分け合って食べて、２つ目のパンを食べ始めた時、バスルームのドアが開いた音がした。


あ、亜嵐の分忘れてた(笑)









「亜嵐、ごめん(笑)亜嵐の分……っ、ちょっと！裸っ！！」









振り返った先に居たのは、腰にバスタオルを巻いて上半身裸の亜嵐で。

すぐに体を180度戻した。

裸で出て来るわけじゃないって言ってたじゃんか！嘘つき！！

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