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hayato side ページ27

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隼「……ぅん〜…………ん？」


玲於「Zzz……」






何で玲於が隣寝てんの？

痛っ……頭、ガンガンする…



ゆっくりベッドから降りて、隣のベッドを見たら爆睡中の敬浩さんが居って。

開いてる部屋を覗いたら、綺麗に敷かれてる布団が何枚もある。



ん？あの茶髪は…くるみか？
男部屋にくるみ？何で？

てゆうか、Aは？







部屋を出てAの部屋をノックしても返事は無い。


とりあえず、Aに電話してみよ。









ーpururu









『もしもーし』


隼「A？どこに居んの？」


『二階のバイキング会場だよー。もう戻るけど』


隼「なぁ、敬浩さんの部屋にくるみが居んねんけど何で？」


『そっか。隼、玲於と先に寝てたから知らないもんね！結局あの後みんなでその部屋で寝たんだよ(笑)』


隼『えっ？！じゃあAも？？』


『うん、だって一人で部屋で寝るの寂しかったから』









うっそーん。
全然知らんかった…

何でこんな時に玲於と寄り添って寝てんねん！俺のアホ！









『あ、そう言えばさ』


隼「なにぃ？」


『昨日買ってくれたパン食べるの忘れてたじゃん？あれ後で食べようね！』


隼「え？(笑)今朝飯食ってたんじゃないの？」


『隼とパン食べたかったから、パン１つとジュースしか飲んでないの！だから、すぐ戻るね！食べないで待っててよ？』


隼「あ、うん。分かった。待ってる」


『じゃあね』









…………

……









隼「っしゃーーー！！」









Aが俺と一緒にパン食べたくて急いで戻ってくる〜♪
俺の為に〜♪いや、パンの為か。


どっちでもいい〜♪






軽くスキップしながら、もう一度敬浩さんの部屋に戻る。





…ん？開かへん。









隼「あーーーーー！！オートロックやん！誰かー！開けてーー！」









パンは俺の部屋にあんねんけど、その部屋の鍵をこの部屋に忘れてもーた！


誰かー！起きろー！


ピンポンピンポン、チャイムを鳴らしてたらガチャって音がした。

よかったぁ〜、これで、









玲於「うるっせーわっ！！」


隼「ごめんごめん、助かった〜」


玲於「助かったじゃねーよ！迷惑だわ！」


隼「ごめんって〜」


亜嵐「何事かと思ったら、隼かよ(笑)」


隼「あ、亜嵐くんも起こしちゃいました？すんませーん」

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