your side ページ11
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敬浩「花火ーーーーー!!!」
「イェーイ!」
「わーーい!」
空がだんだん暗くなって来た19:30頃、花火をする為にさっきの海に来た私達。
やっぱ夜は肌寒いな…
少し先を歩く亜嵐の元へ駆け寄る。
「亜嵐」
亜嵐「んー?」
「やっぱこれ返すよ、パーカー」
亜嵐「何で?」
「亜嵐、寒いでしょ?」
亜嵐「ぜーんぜん!いいから、A着てな?」
「本当?」
亜嵐「本当(笑)」
「ありがとう」
亜嵐の横を歩きながら、既に花火を出し始めてる店長とメンくんの元へ向かう。
敬浩「最初何にする?手持ち?打ち上げ?」
メン「景気付けに打ち上げ一発行っちゃいましょう!」
敬浩「おっけー!おーい!打ち上げするからこっち来んなよー!」
花火とか久しぶりだなー!
打ち上げ花火もあるなら、花火大会なんて行かなくていいかも(笑)
花火を砂浜に埋めている店長の近くに居たら、不意に腕を引かれた。
亜嵐「話聞いてた?(笑)打ち上げすんのに、んな近くに居たらあぶねーだろ」
「あ、そっか」
亜嵐「ちょっとー、しっかりしてくださいよー」
「ごめんごめん(笑)」
注意してくれた亜嵐が笑ってるから、私も同じ様に笑った。
亜嵐が居なかったら、私逃げ惑ってたのかな(笑)
敬浩「行くぞ!行くぞ!行くぞ!」
「……えっ」
ーパーーン!
みんなが空を見上げて声を上げてる中、右上の彼の横顔を見ているのは、私だけ。
涼太「綺麗だね」
「へっ?あ、うん」
涼太「うわ、見て!ハートマーク!」
「えっ!見逃した!」
涼太「あはは、花火はすぐ散っちゃうんだよ?」
そんなの分かってるけど…
涼太の腕が腰に回ったままなのに、花火だけになんて集中出来ない…
涼太は相変わらず、平気な顔して花火を見てるけど、私は今触れ合ってる体が熱くて無理。
打ち上げ花火の光が消えて、一気に周りが暗くなる。
それと同時に伝わってきた耳元の熱。
…
涼太「リナリアの花言葉はね、」
涼太「この恋に気付いて、だよ」
慣れてきた目で、涼太を見上げれば腰に回っていた腕を解放して、口角を上げた自慢げな顔が目に入った。
私の頭をポンと撫でて、龍友達の元へ混ざっていった涼太。
えっ?リナリアの花言葉?
えっ?この恋に気付いてって……
「えっ?!」
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wish(プロフ) - Riさん» Ri様!コメントありがとうございます(^^)龍友もこれからもっとどんどん出てくる予定なので、楽しみにしていてください♪ノロノロ更新になってしまって申し訳ありません(;_;)これからも頑張りますのでvarious楽しんでください!(^^) (2018年6月6日 11時) (レス) id: 91e5243148 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - 更新お疲れ様です!今後の展開が楽しみでドキドキしながら拝見しております。私的に龍友くん推しなので彼がどうアプローチするのか気になっていますが、他の皆も好きなので続きがとても楽しみです...!更新大変だと思いますが、今後も応援しております! (2018年6月5日 10時) (レス) id: 1610a772f0 (このIDを非表示/違反報告)
wish(プロフ) - hinayuzuhamama1さん» 初めまして!お返事遅くなりましてすみません(;_;)そして中々更新出来ずごめんなさい。全シリーズ読んで頂いたんですね♪ありがとうございます!そろそろエンディングに向かう予定なので、涼太ともどうなるか楽しみながら読んで頂けると嬉しいです(^_^) (2018年5月22日 17時) (レス) id: 4a675f337f (このIDを非表示/違反報告)
hinayuzuhamama1(プロフ) - はじめまして。面白そうと思って見はじめて、全シリーズ見てしまいました。個人的には、涼太君好きなので涼太君とくっついて欲しいけど、どうなるか気になってます。更新を楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2018年5月22日 0時) (レス) id: 9a972645b7 (このIDを非表示/違反報告)
wish(プロフ) - aggyさん» variousの中では、裕太はかなりの王子キャラみたいです☆(^^)また是非是非読んでみてくださいね! (2018年5月17日 12時) (レス) id: 91e5243148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:wish | 作成日時:2018年5月15日 2時