alan side ページ19
ーーーーーーーーーーーーーーーー
花火が終わって、部屋に戻る途中。
この後どうするか盛り上がってたら、
涼太「男子のバイトの人達、ちょっと時間くれない？」
隼「何で？」
涼太「まぁ、いいから。敬浩さん、後でみんなで行くので、どっかの部屋で飲み直しててください！」
敬浩「はいよー」
エレベーターに乗り込んだ敬浩さん達を見送って、ロビーに戻りだした涼太。
何で俺らだけなんだろ。
でっかいソファーに涼太が座ったから、なんか分かんないけど俺らも座る。
メン「涼太、どうしたの？」
涼太「ちょっと話しておきたい事があって」
やたら、深刻そうに見えてんのは俺だけかな。
すっげードキドキしてんだけど…
涼太「俺、近いうちにAに告白しようと思ってる」
玲於「はっ？！」
隼「えぇーーーー！！」
龍友「えっ？」
今、告白するって…
亜嵐「っ、えぇーー！？嘘でしょ？え、マジ？」
涼太「大マジ。みんなも好きなんでしょ？Aの事」
俺、龍友くん、玲於、隼を順番に見た涼太。
涼太「だから、一応言っておこうと思って」
隼「えっ、何それ！そーゆーのって付き合った後に報告するもんじゃないの？普通！」
涼太「俺、普通とか分かんないからさ。仲間には伝えておいた方がいいかと思って」
…かっけぇ。何なの、この余裕さ。
この人、本物の王子なんじゃないの？
……俺、Aに告った事誰にも言ってねー。
龍友「分かった。俺も告る」
亜嵐「えっ？！」
玲於「何でそーなんの？！」
龍友「遅かれ早かれ告るつもりやったし、それなら今やろ」
何なんだよ、この2人。
どんだけ潔いんだよ。
え、待ってこれって俺告ってること言った方がいいの？え、嫌なんだけど…
隼「マジかぁ…」
あからさまに項垂れてる隼の隣で、完全に挙動不審な俺。
ゆっくり顔を上げて俺を下から見て来た隼に、俺の見開いたままの目が合う。
隼「亜嵐くんもっすか…」
亜嵐「な、何が？」
隼「Aに告ります…？」
あーーーー！どうしたらいいの！
言うべき？もう告ってんだよね、って？
それって誰得？
てゆうか俺だってもう一度ちゃんと告白するつもりだったし。
あ。そっか。
また告白するつもりだったんだ、俺。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wish(プロフ) - Riさん» Ri様！コメントありがとうございます(^^)龍友もこれからもっとどんどん出てくる予定なので、楽しみにしていてください♪ノロノロ更新になってしまって申し訳ありません(;_;)これからも頑張りますのでvarious楽しんでください！(^^) (2018年6月6日 11時) (
レス) id: 91e5243148 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - 更新お疲れ様です！今後の展開が楽しみでドキドキしながら拝見しております。私的に龍友くん推しなので彼がどうアプローチするのか気になっていますが、他の皆も好きなので続きがとても楽しみです...！更新大変だと思いますが、今後も応援しております！ (2018年6月5日 10時) (レス) id: 1610a772f0 (このIDを非表示/違反報告)
wish(プロフ) - hinayuzuhamama1さん» 初めまして！お返事遅くなりましてすみません(;_;)そして中々更新出来ずごめんなさい。全シリーズ読んで頂いたんですね♪ありがとうございます！そろそろエンディングに向かう予定なので、涼太ともどうなるか楽しみながら読んで頂けると嬉しいです(^_^) (2018年5月22日 17時) (レス) id: 4a675f337f (このIDを非表示/違反報告)
hinayuzuhamama1(プロフ) - はじめまして。面白そうと思って見はじめて、全シリーズ見てしまいました。個人的には、涼太君好きなので涼太君とくっついて欲しいけど、どうなるか気になってます。更新を楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2018年5月22日 0時) (レス) id: 9a972645b7 (このIDを非表示/違反報告)
wish(プロフ) - aggyさん» variousの中では、裕太はかなりの王子キャラみたいです☆(^^)また是非是非読んでみてくださいね！ (2018年5月17日 12時) (レス) id: 91e5243148 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：wish | 作成日時：2018年5月15日 2時
