various 3 (ページ49)

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reo side ページ49

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自分で家に呼んだけど、さっきのキスやばかったわ。

よく耐えたよ、俺。

しかもこの人、全然酔ってんじゃん(笑)

何が休肝日だよ。

「あ、そうだ！明日ね、裕太が3人でビアホール行こうって！」

玲於「あー、駅前の？」

「そうそう！3人お休みかぶる事なかったから誘えなかったって、優しいよねー。裕太」

確かに裕太くんは優しいけど、そんなヘラヘラ笑いながら言われるとムカつくんですけど。

「ねぇ！ハンバーグ本当に美味しかった？」

玲於「美味かったって(笑)これ3回目(笑)」

「だって、男の人に手料理作るなんて初めてだったから、美味しいって言われると嬉しいんだもん！」

玲於「そうなの？」

「うん」

何それ、めちゃくちゃ嬉しいんだけど。

やべー、にやけ止まんねー。

「玲於は？おかわりいる？」

玲於「うん」

「はいはーい！」

当たり前にうちの冷蔵庫を開けて次のビールを持ってくるA。

このままここに住んでくれたらいいのに。

ま、無理でしょうけど。

あー。でもAと一緒に住んだら毎日手料理作ってくれんのか。いいなぁ。

「はい、どーぞ」

玲於「ありがと。ねぇ」

「んー？」

玲於「俺の事、好き？」

「えっ」

俺、多分今めっちゃ情けねー顔してんだろうな…

だってコイツは仮の彼女なんだから。

俺が好きなだけ。Aは違う。

分かってんのに、何でこんな事聞いたんだろ…

玲於「あー、何でも、」
「好きだよ？」

玲於「え？」

「玲於の事好きだよ？普通に」

普通に、ね。

男としてとか、恋愛感情があってとかじゃなくて
普通に人としてってやつね。

うわ、結構来んねコレ。

「玲於は？」

玲於「ん？」

「私の事好き？」

玲於「えっ。うん、好き」

「んふふ～、良かった」

俺の好きはお前のと違うんだって。

そんな嬉しそうに笑うな…

どんな手使ってでも手に入れるって決めて、本当に叶ったのに。

やっぱりAの心まで欲しくなる。

俺の事が一番好きだって、言ってよ……

「玲於ぉ～？……っん！」

隣に座ってるAが逃げらんない様に、腰と頭に手を回してキスした。

角度を何度も変えれば、俺の胸を押してくるけどやめるわけないっしょ。

こうさせてんのは、Aの方だからな。