yuta side ページ13
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は？今こいつなんて？
付き合ってる？Aと？
龍友「ちょ、ちょ、ちょっと待って。玲於がAと付き合ってんの？」
玲於「そー」
涼太「嘘やろ」
玲於「マジだから(笑)Aに聞いてみ？」
隼「A…ほんまなん…？」
首、縦に振ったやん。
え、嘘。
玲於は想定外やったわ。
どっちか言うたら無しやと思ってた。
ずっとAから目離さない龍友くん。
速攻で玲於に詰め寄ってる涼太くん。
俺とメンさんとくるみはおんなじ顔で驚いてるし、
隼に関しては泣きそうになっとる。
裕太「A？」
「…」
裕太「いつから付き合ってんの？」
「昨日から」
裕太「何で？理由は？」
「それは…」
何で黙んねん。
どっちから告白したとか、そんな事聞きたかっただけやねんけど。
…それより何で昨日付き合ったばっかで、そんな幸せそうやないの？
玲於「まぁ、そうゆう事だから。A帰るぞ。臣さん」
広臣「ん？」
玲於「お疲れ様でした」
広臣「あぁ、お疲れ」
俯いたまま俺を避けるように歩いてった。
何で？絶対おかしい…
さっきまでAをずっと見とった龍友くんが、Aの腕を掴んで顔を覗き込んでる。
龍友「なぁ」
玲於「ストーップ！もうコイツは俺の女なんで、気安く触んないで？」
龍友「俺の女？Aが？笑わせんな」
玲於「早い者勝ち、でしょ？」
龍友「っ！おんまえ…」
メン「龍友、落ち着けって」
玲於「じゃ、お疲れ様でしたー」
______バタン
龍友「なんやねん！アイツ！」
涼太「でもA頷いてたよね」
くるみ「うんうん！本当に付き合ってるっぽいね！」
隼「もう…最悪」
衝撃の告白にそれぞれが話してる間、
メンさんにコソッと疑問をぶつけてみた。
裕太「そもそも玲於ってAの事好きやったんすか？」
メン「え、どっからどう見てもそうでしょ」
裕太「え！全然分からんかった」
メン「嘘でしょ？だからまぁ、玲於が告ってAがオッケーしたって事じゃない？」
なるほどなー。
玲於から告られたから、まだAは好きになりきれてないっちゅーこと？
あ。亜嵐くん…
絶対ショック受けるやん。
先に電話しといたろ…
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作者名：wish | 作成日時：2018年3月5日 16時
