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『ハァ……ハァ…ッ』
「……んー、」
『ハァッ…ハァ…』
「んあっ!何、獣でもいるの…?」
扉の向こうから漏れてくる荒い呼吸に釣られ、すっかり夕陽が差しこむリビングに足を向かわせる。
……何もないけど。
『ハア……ッ、ハア…』
「…望?」
あっ、つい……
『水、水……ちょうだい…』
よく見ると、ソファーに小さく倒れていた。
ジャケットも脱がず額は汗で光っている。
「だから行かないほうがいいって言ったのに…!」
急いでコップに水を汲んで、寝転がった巨体を起こさせる。
体熱いし……言わんこっちゃない。
「もうちょっと起きれる?溢すから…」
『飲まして……』
「はっ?」
一瞬自分の耳はどこについているのかと疑った。
鼓膜の振動の仕方がおかしくなったのか?
あたしに、飲めというジェスチャーを繰り返すこの巨人。
そのジェスチャーさえも辛そうで思わず口に含んでしまった。
「っん!?」
その後はもう流れ作業。
後頭部を手で引き寄せられて、唇に同じものを合わせたかと思うと、どんどんあたしの口の中の水はなくなっていった。
『もっと…』
ま、まだやれって!?
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カジャリア(プロフ) - skyさん» おー!!よくお気づきに!その通りです。もしかしてBigeast様…?いちごたべたーいー♪ (2017年12月8日 23時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
sky - いち、ごー いち、ごーいちごたべたーいの所もしかしてユノが言ってたやつですか??違うかったらすみません(><) (2017年12月5日 1時) (レス) id: b3b1e17d04 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - manattuさん» その言葉を信じてます(T_T) (2017年11月28日 21時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - ちーちやんさん» ひーん…(T_T) ありがとうございます。一番の活力!! (2017年11月28日 21時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
manattu(プロフ) - ぜーったい、読みますよ!更新頑張って下さい!! (2017年11月28日 18時) (レス) id: 062211ebff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2017年11月15日 21時