発覚。 ページ20
ーー
白、白、
何処を見渡しても真っ白な空間。
え、何処???
「夢だよ」
『……………』
後ろを振り返ると浮いている少年。
名前は____________
「お久しぶり!
………ってボクの事覚えてる??
まぁ、前会った時はキミが熱を出している時だったからね……」
『何かの守り神』
「時空層の守り神、だよ!!ディオって呼んで!!」
そうだ、熱をこじらせた時急に出てきたんだっけ。
…あれ、
でも今特に風邪ひいてるわけでもないけど……
「突然驚かせちゃってごめんね、
結構時間がかかっちゃったけど、ようやくキミの脳波に干渉する事ができたんだ」
『…脳波…?』
「まぁ簡単に言えばキミが見ている夢に上手く入り込めたって感じかな!」
内容がまず簡単な事じゃない。
人の夢に上手く入り込めたって何。
「実際こうしてキミと会話が出来ること自体が奇跡に近いんだ。
だけど夢の中だからってそう長くは居られないしね。
ほら、キミにとっては……バーボン、だったね。
彼が無理やりにでもキミを夢から覚めさせるだろうからね。」
これは夢。
ハッキリと意識のある夢。
考えれば考えるだけ頭がこんがらがるなら
いっそ夢だと括ってしまえば気が楽になる。
「時間もないから本題に入るよ
キミにお願いした事、覚えているかい?」
お願い、ねぇ__________。
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作者名:うぃっぷ | 作成日時:2020年10月11日 23時