【名探偵コナン】とりあえず、どうしようか。

お姉ちゃん。 ページ7

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「Aちゃんまた明日ねー！！」
　


『ぐっばいぽ〜ん』
　
　

可愛らしい女の子数人に手を振り、

小さな机の上に広がる教科書を
赤いランドセルの中へとしまい込む。
　

　


この身体になって知らない土地に飛ばされてから、早3年が経ちました。
　
　



はやすぎるって？？
　
いやそれな？？？？
　



　
チャックをきちんと閉め、背中に背負い歩き出す。
　

　




　
あの後、どーなったかって？
　

んーと確か………
　
　
　
　
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〜〜３年前〜〜
　
　
　



　
「随分ものを言える子供なんだな」
　
　


　
『素直なのは子供の良いところだよ』
　


　
手に持っていた拳銃を男性……
　

おじさんに差し出すと、護身の為持っていろと突き返された。
　
　



　
いや、護身ってどんだけ危ないの？？
　
　

　
こんな物騒なもの持ってる方が危なくないですかね？？？
　
　
　




「Aは歳はいくつなんだ？
　



とてもじゃないが、言葉と要姿があまりにも一致しなさすぎてね」
　
　




　
『さぁ、いくつに見える？』
　
　




小さくなったのは嫌でもわかるが
　

実際要姿をこの目で確認していないために、



どのようになっているのかがわからない。
　





　
「…見た目だけだと５つくらいに見えるがね」
　
　



　
『じゃあ５歳でよろしく』
　
　




なんとも適当だが、実際こう決めるしかすべがない。

　


　
どんな性格をしていたのか、
　

　
家族はいるのか、
　
　

帰る家はあるのか、
　
　


この身体はいったい誰のものなのか。

　

　



結果、わからないことだらけじゃん。

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