【名探偵コナン】とりあえず、どうしようか。 (ページ37)

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流れるように時間が過ぎてくことに、

今さらだけど恐怖を感じる。
　
　
　

この姿になってから、もう4年。
　
　

この身体のあたしは小学３年生の９歳で、

本来のあたしはもう21歳になって将来を本格的に考える年のはず。
　

　
どうしてこの姿になったのか、
　
　

どうしてあたしなのか、

　

ここはいったいどこなのか。
　
　
　

元々住んでいたはずの土地名は存在すらしてない始末。
　
　
　

この姿で家に帰るのはまず不可能
　

　

まぁ、帰る家も存在してないんだけどね
　
　
　
　

　

上履きから可愛らしい桃色の靴に履き替えて、

昇降口を出る。
　

　

　
あ、言っておくけどこのふりっふりのワンピースとか

全部おじさんが用意してくれたものだからね？？？
　
　
　
　
あたしが小学生の時でもこんな女の子ですよ

って感じのは着てなかったからね！！！！！

　
　

　
まぁ、おじさんの趣味には口出しするつもりは無いけどね！！！！！！！！！！

　

これが全て夢オチだったら結構楽なんだろうけどね。
　
　

　
全てがリアル過ぎて
　

これがもしただの夢だったら
　
　

　
こんなクオリティの高い夢を見れるあたしは

どんな頭してんだってなるよね。

　
　

　
　
『…………はぁ』
　
　
　
　
　

　
とにかくいい加減考えなくちゃね
　
　
　
　

この世界の事を。
　
　
　

　

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