【名探偵コナン】とりあえず、どうしようか。 (ページ34)

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「あれ！Aちゃんもう帰っちゃうの？」
　

　
『うん、飼ってる犬が具合悪くなっちゃってさぁ』
　
　
　
　
現在時刻は13時を回ったところ

　
本来ならあと2時間授業を受けるはずだが、
　

不本意ながらあたしは今日早退するらしい。
　

　

「わんちゃん、早く元気になるといいね！」
　
　
『ありがとう』
　
　
　
　
ほんと、この年頃の子供は素直で可愛いよね！！！！！
　
　

すっごいばばあになった気分がするのは気のせい

　
　
ランドセルに荷物を詰め、

挨拶を返し教室から出る。
　
　

　
『…はぁ』
　
　

　
ん、何で早退かって？？？
　
　
それはねぇ……
　
　
　
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～一時間前～

　
「Aちゃん、お昼食べよ！」
　

『はいよ』
　

　
午前中の授業を無事に成し遂げ、
今は昼休み。
　

各自机を移動したりして好きな友達同士で持参した弁当を仲良さげに食べている。
　
　
　

「Aは何クラブに入るの？」
　

『クラブ？…………あぁ』
　

　
運良くあたしにもお昼を一緒に食べてくれる子達がいるもので

　
丁度席が近かったためか、良く話しかけてくれる優しい子達。
　
　

　
「Aちゃんってば、また先生の話聞いてなかったのー？」
　
　

　
　
「そんなの、今に始まったことじゃないでしょ」
　
　
　

　

　
「ま、まぁ…Aちゃんだって考え事ぐらいするもんね」
　

将来がすっごく楽しみだけど恐さもあるよね
　
　
　

『クラブって強制ですかね』
　

　

「成績表にのるって先生いってたよ？」
　
　

「それに、授業でやるからサボれないよ」
　
　

『まじで』
　

　

「Aちゃんはサボったりなんかしないよ！ね？」
　

　
『うん、クラブ楽しみ』
　

　
「さすがに真斗には勝てないのね」

　
とっても仲良しなお友達！！！！
　
　

　
のはず。
　
　
　