【名探偵コナン】とりあえず、どうしようか。 (ページ13)

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『ぇ、………ただいま…？』
　
　

　
突然の事でつい返事をしてしまった
　
　
　

　
『なんであんたがいるの』
　

　
知らないうちに合鍵でも作られてたのかな

もしこれが知らない他の誰かだったら完璧不法侵入罪じゃん

　
警察に通報する前に確実に殺されるかもしれないが、

考えただけでもゾッとする。
　
　

「Aに紹介したい人がいるんだよ、
　

フフッ……ぼくがいてびっくりした？」
　
　

『今後一生涯この事がトラウマになって恐怖に怯えるだろうね』
　

　
呑気に言うネグローニに返事をし靴を脱ぎ廊下を歩く
　
　
　

「ごっ、ごめんって！！」
　
　
　

『で、誰を紹介してくれるって？』
　

　

慌ててあたしの後を追いかけるように歩くネグローニ
　
　

ダイニングに入りランドセルをソファに投げ込むと、
　
　

細いローテーブルを挟み反対側にある真っ白なソファに座り込んでこちらを見ている存在に気づく。
　
　

　
ソファに座り、一旦頭を整理させて
座っている女性を見た後ネグローニを見て伝える
　
　
　

　

『結婚おめでとう』
　

　
「なっ、「ちがうわよっ！！」」
　
　
　
　
ネグローニの言葉を遮り否定する女性
　
　

　
紹介したい人がいるって言われたらそうゆう系だと思わない？？
　
　

　
だってあんなに嬉しそうに言うからさ？？
　
　

　
ぼくのパートナーですとか言い出しそうな流れじゃん？？？
　
　
　

「ぇっと、彼女は宮野明美さん
　
　
最近ぼくらと同じアジトで働くことになった女性だよ」
　
　

ネグローニに紹介された女性は
　

先程の焦りまくった顔じゃなく優しい笑顔をあたしに向ける
　
　

「あたしの事はお姉ちゃんって呼んでね！

Aちゃんっ！」
　
　

　
『………うぃっす』
　
　
　

　
気合い負けして返事も小さくなる
　
　
　
　

　
おじさんの次はお姉ちゃん、か。