記憶youside ページ7
―ここは…どこ…?―
暗闇の中、誰かの声が聞こえる…。
tm(B&W)『A…。』
あれは…、テミナ?
tm(B&W)『A、僕の事覚えてる?』
悲しそうな笑顔で呼びかける彼に、私は必死に答えた。
U『覚えてるよ。テミナ。愛しい私のテミナ。』
tm(B&W)『ふふっ。覚えててくれたんだ。嬉しいな…。また君が悩んだ時、僕は現れるから。そのときまでね。』
答えた私に、さっきとは、打って変わった嬉しそうな笑顔になったテミナは、そう言って、゛ふっ゛と消えた。
―瞬間―
U『ううっ…。』
今までの私の人生がスクリーンに映し出されるように流れ出した。その中には、良いことや悪いこと、自分では、どっちとも言えないこと…。沢山あった。
゛お前は黒と白、どっちの天使として、これから生きていきたいんだ…。゛
最後に私の頭に響いたのは、今まで聞いたことのない男の人の声だった。そしてその声は、こう続けた。
゛この質問にお前が答えるのは、今から7日後だ。それまで、生前の記憶の中でよく考えろ。゛
直後、私は、深い深い記憶の海の底に墜ちていった。
ラッキーアイテム
革ベルト
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SHINeeGIRL(プロフ) - ナナさん» 回答ありがとうございます。1人でも、楽しみにしてくださる人がいると知り、嬉しい限りです。更新がんばります。 (2013年12月16日 18時) (携帯から) (レス) id: 116b6f0133 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 消しちゃダメです! (2013年12月16日 17時) (レス) id: 0c69a03204 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SHINeeGIRL | 作成日時:2013年7月5日 7時