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始まりーBlackー ページ4

始まりは、あの日だった。


mh『なあ、魔王様が俺達をお呼びだと。』


外から帰って来たミノの一言で、それぞれ自分の活動をしていた俺達は活動を止め、顔を上げた。


jh『はぁ?魔王様から呼び出しとか…珍しくね?』


key『てか、その用件ってなに?』


ジョンとキーが続けざまに質問した。


mh『んなもん、俺に聞かれても知らねーよ。とにかく、早く来いだとよ。』


all『はぁ〜。』


俺達は、仕方なく立ち上がると、魔王様のところに向かった。


tm『…だり。』




魔王様のところにつくと、゛遅い゛と、軽く怒られた。


on『…で、用件ってなんすか?』


オニュの一言で、その場にいた全員に緊張が走った。


CH『ああ。お前達を呼んだのは、久しぶりに仕事が入ったからだ。これを見ろ。』


そういって、見せられたのは、真っ白なワンピースを着た女の子が入った、ガラスの箱だった。


tm『あ…。』


CH『これは今、白の世界に通じる門がある人間界のとある教会の奥にある。これを、お前達が奪って、白に覚醒するのを阻止して欲しい。この少女によって、この世界の運命がきまる。もしこの少女を手に入れれば、俺達は、この世界を支配する事だって可能になる。だが、もし奪えず、白に覚醒したら、俺達は確実に滅ぼされる。期間は、7日間。この少女が目を覚ますまでだ。いいか、絶対しくじるなよ。』


魔王様はそう言い終わると、黒いつむじ風と共に消えた。


key『んで、これからどーすんの?ってゆーか、さっきから気になってたんだけど、この子Aって言うらしいよ。』


jh『は?なんでいきなり?ってか、なんで知ってんの?』


キーの言葉に、ジョンがすかさず反応した。


key『え?なんでって、あれ。』


キーが指差す方を見ると、そこには、金色の文字が光っていた。


mh『マジだ。へー、Aか…。』


jh『A、ねぇ…。』


一瞬、沈黙が降りた。



key『おい、そんなことよりこれからどーすんだよ。』


on『どーするって、行くに決まってんじゃん。滅ぼされるのやだし。』


jh『だな。じゃあ、とっとと家帰って、武装すんぞ。』


ジョンの一言で、みんな一斉に家に向かった。


tm『A…。』

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SHINeeGIRL(プロフ) - ナナさん» 回答ありがとうございます。1人でも、楽しみにしてくださる人がいると知り、嬉しい限りです。更新がんばります。 (2013年12月16日 18時) (携帯から) (レス) id: 116b6f0133 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 消しちゃダメです! (2013年12月16日 17時) (レス) id: 0c69a03204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SHINeeGIRL | 作成日時:2013年7月5日 7時

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