表と裏youside ページ12
再び、意識が戻ったとき、私はまた、暗闇の中にいた。
゛これからどうすればいいのだろう…。゛
少し不安になった。
その時、ゆっくりと黒い煙が立ち上り、黒い私が姿を現した。
彼女は、再びつむじ風を起こすと、鏡を出し、大胆に言い放った。
U(b)『あなたに、真実を見せてあげる！』
私が何か言う暇もなく、映像が流れた。
ﾊﾅ『ね〜、Aってうざいよね。』
ﾐﾅ『確かに。なんであの子がテミンくんの彼女なのか、訳わかんない。ぶすだし。キモいし。』
そこに映ったのは、親友だと思っていた２人の裏切りだった。
U『ﾊﾅ、ﾐﾅ……。こんなの、嘘だ……。』
黒い私は、私のその言葉に対して、不敵な笑みでこう言った。
U(b)『嘘なんかじゃないわ。こいつらは、あなたを、そして私を殺した張本人なんだから。』
そう言って、鏡の前に彼女が手をかざすと、私とミナとハナが屋上にいるところが映った。
更に、彼女が手をかざすと、私のすぐ後ろの柵が拡大された。
U『そ…、そんなっ……。』
そこに映ったのは、一部が壊れた柵と、そこに向かって軽く私を押す、ミナだった。
U『い……いや…。』
それ以上、観ていられなくなった私は、目を覆い隠した。
゛キャーッ！………………ガシャーン！！！゛
それでも映像は、続いていたようで、私の悲鳴と、外れた柵が落ちる無惨な音が聞こえた。
目を覆ったまま、しゃがみこんだ私に、
U(b)『フンッ…。これで解ったでしょ。』
と、一言残して彼女は、消えた。
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SHINeeGIRL(プロフ) - ナナさん» 回答ありがとうございます。１人でも、楽しみにしてくださる人がいると知り、嬉しい限りです。更新がんばります。 (2013年12月16日 18時) (携帯から) (
レス) id: 116b6f0133 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 消しちゃダメです！ (2013年12月16日 17時) (レス) id: 0c69a03204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHINeeGIRL | 作成日時：2013年7月5日 7時
