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はあ〜〜こんなとこまで来ちゃったよ……
なにしてんの私……
降りるはずのバス停を7個も過ぎていた
っていうか……なんで コイツも降りてきたの……
横にはちゃっかり 隣に座ってたやつが
当たり前のように立っていた
さっきは気付かなかったけど
よく見たらうちの高校の校章だ
同じ学校だったわけね……
見ない顔だからうちの学年ではないな……
1年生かな
「…あのさ……キミ 何年生?」
沈黙を破って話しかける
「…………」
ポケットに手を突っ込んだまま
パッと目をそらされた
無視かよ!!!!!
どこまで感じ悪いのよ!!!!
「同じ学校なら起こしてくれれば、良かったのに!!」
年下相手をいいことに 文句を言う私も大人気ない
「はーー!!!もうほら!!!行くよ!!!
タクシー代、割り勘だからね?!!」
ズンズンと歩く私に
またさっきの鼻で笑う仕草をして
着いてきた
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作者名:Keiko | 作成日時:2015年10月17日 12時