検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:3,563 hit

~17~ ページ17

.



4限は体育の時間


男子はバスケ

女子はランニング


だったんだけど私たちのランニングが

早めに終わったから急遽男子のバスケを見学



太輔 バスケ部だからきっと

余裕そうな顔してやってるんだろーなー


とか思いながらりかこと体育館に入る


「キャーーー!!!もうやばい!!かっこいい!!!」




あーあ また女子の黄色い声援集めちゃって


さぞかし藤ヶ谷太輔もお得意なんだろうな


と思っていると


聞こえてきたのは



「宏光くーーーーん!!!頑張ってー!!!」

「キャーー!宏光くんシュート!!!」

「かっこいいー!!!!」


ん????

宏光くん??



あれ、いつもの太輔じゃないのか




コートの方を見てみると


まさにゲームは激戦



どうやら太輔と北山くんは同じチームのよう



バスケ部の太輔を追い越して

小さな身体でどんどん人の合間をすり抜けて

ドリブル、そしてシュート



バサッ


ネットが揺れて

見事に綺麗にシュートが入った


シュートが入っても仲間と

ハイタッチをする様子もなし



へえー……北山くんほんとに

運動神経いいんだなぁ



でも何となくさっきから

北山くんと太輔の身体の衝突が多い気がする

北山くん全く太輔にパス出さないし……

大丈夫かな


……あっ!!!!


そんなことを思っていた矢先

北山くんがぶつかった衝撃で

太輔が転んだ



太輔の様子を伺っていると

突然太輔が立ち上がって

北山くんの胸ぐらを掴んだ


「お前 さっきから何なんだよ

感じ悪いんだよ なんかあんなら言えよ」


「別に」


周りの男子は太輔を止めに入って

女子たちもザワザワとしていた



「お前一人でプレーしてんじゃねーんだよ」


それだけ言って太輔は北山くんを離した


あんなに怒ってる太輔珍しい……



北山くんも何でそんなに太輔に突っかかるんだろう





.

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←~16~



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:北山 , 藤北 , 藤ヶ谷
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Keiko | 作成日時:2015年10月17日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。