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狭い部屋には釣合わない大きなクリスマスツリーが眩しく光る
『俺、Aのこと幸せにするから』
急に真面目な顔をして言う
「かずくんがいてくれれば何にもいらないよ」
その気持ちが嬉しくて頭を撫でる
『さっき、見てたじゃん……ネックレス』
手を掴まれ私を真っ直ぐ見る
『いつかAのサンタになる。
欲しいものなんだって買ってあげるから。』
確かにネックレスは綺麗で付けてみたいと思ったけど
かずくんがいてくれれば幸せだよ？でも
「ありがとう」
あなたと初めてのX'mas
小さいけど夢がたくさん詰まったクリスマスツリー
これから二人の未来はそんな物よりキラキラ輝いていたことを願った…
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作者名：あちゅ | 作成日時：2017年11月1日 5時
