総理倶楽部 反応集

失恋したら ページ9

貴女が失恋して傷ついていたら。

伊藤博文
「あんな奴、Aには勿体無い」
…総理大臣がそんなことを云って善いのか…。
相手を貶してきます。
貯めこまないでほしいと思っているようですよ。

黒田清隆
「大丈夫か…」
珈琲を持ってきて隣で話を聞いてくれます。
「おいならそげん顔させんのに」
真面目に、熱量のある声で言われます。

大隈重信
「Aにそのような顔をさせる奴が憎いのであるんである」
この人が此処まで怒っているのは見たことがない。
「如何して怒っているの？」と聞くとこう帰ってきます。
「吾輩が本気でAを想っているからである。A、吾輩では駄目なのであるか」

山縣有朋
「殴ればよかったのでは？」
うわあ辛辣。
一頻り悩みを聞いてくれた後で一言。
「話を聞く限りとても酷い奴だ。僕は、その男にも満たないのか」

松方正義
「Aさんは悪くない…全て悪いのは相手ですわ」
隣でずっと話を聞いてくれました。
「頑張りすぎなんです…」
手を握ってくれます。

桂太郎
「まだ、その方の事が好きでありますか」
悲しげに聞いてきます。眉尻を下げ、何時もの笑みを消して。
分からない、と云えばこう返されます。
「少なくとも僕は、その方よりもAを幸せにできるでありますよ」

西園寺公望
「見る目ぇあらへんなあ」
全てを聞いた後で言われます。何方が、と聞けば
「どっちもや。あんたをほかした彼奴も。彼奴を好きになったあんたも」
そして、
「俺にしたら？」とまあまあ強く言われます。

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