君色に染めたい (ページ35)

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シ｢あの、お二人さん。｣

シ｢お取り込み中悪いんですけど。｣

シ｢いちゃいちゃは家に帰ってからやってください。｣

シ｢そろそろだほも来ちゃうから。｣

シルクにそう言われちゃったから、私はモトキから離れた。

シ｢さ、モトキ準備するぞ。｣

モ｢はいはい。｣

そっか、撮影するのか。

モ｢Aはその辺でなんかしといて。｣

モ｢終わったら俺の家に強制連行ね。((ﾎﾞｿｯ｣

いや、強制連行って。

それからだほくんも来て撮影が始まった。

何気撮影見るの久々だし、見てて楽しかった！

そして撮影が終わって少しした時のこと。

『だほくん！』

ン｢Aちゃん久しぶりだね！｣

『なんか最近全然会ってなかったもんね。』

ン｢たしかに。｣

『相変わらずぷよぷよしてる。』

そう言いながら、だほくんのお腹を触った。

そしたら

シ｢Aそういうとこ。｣

『えっ？何が？』

シ｢まったく。分かってねーな。｣

モ｢シルク。｣

モ｢片付けも終わったし、お先に失礼します。｣

そう言うとモトキが私の腕を掴んで

モ｢覚悟しといてね。｣

と言った。

モ｢じゃ、また。｣

シ｢おう。｣

ン｢もっきゅん、Aちゃんじゃあね！｣

『じゃあね！』

私は彼に腕を掴まれたまま、その場をあとにした。

シ｢あれはスイッチ入っちゃったな。｣

ン｢久しぶりだったからもうちょっと話したかったな。｣

シ｢だほ気をつけた方がいいぞ。｣

シ｢モトキあれでも結構嫉妬深いかも。｣

ン｢以後、気をつけます…｣