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｢ごめん、今日はもう帰って｣








私に背を向けてそう言う那須。







今ここで帰ってしまったら、もう那須とは二度とあんな風に笑いあえない気がした。







だからといって、那須にかける言葉も見つからない。







｢...A｣






｢好き｣





｢..え？｣







私の言葉に振り向く那須。





咄嗟に私の口から出たのは好きの2文字だった。







｢私、那須が好き｣






お互いに言葉を発せず、ただ見つめ合う時間が流れている。






｢...今日はもう帰るね｣







重たい空気と那須の視線に耐えきれず、結局私は那須の家を出て行ってしまった。








どうしてこうなっちゃったんだろう。









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作品のジャンル：恋愛
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作者名：ぷりん | 作成日時：2018年7月22日 1時

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