【ハイキュー!!】見えた景色は (ページ45)

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76試合目ページ45

あれから一週間

赤「しっかりして。今日から2日間、音駒と合宿なんだから」

貴「おう…」

そう。

今日から合宿だというのに、壱夜と一言も話せていない

貴「(いや、俺が悪いんだけど……は？てか、俺が悪いのかよ？いやいやいや、アイツだって……)」

赤「…黒尾さんに笑われるよ。」

貴「それだけは嫌だ。」

荷物を運び、バスに乗り込んだ。

…もちろん、壱夜とは席が離れている。

っていうか、

貴「京治も隣じゃないのかよ」

木葉「まぁまぁ！

……話、聞いてやるぞ？」

ボソッと言った木葉さんに、俺は嬉しくなりながらも

それを断った。

木葉「ま、お前らの事だしなっ！早く仲直りしろよな？」

貴「はい、すみません」

そう言って謝ると、木葉さんが苦笑していた

木葉「志路(人１)くん。そういう時は、＂ありがとうございます＂って言えばいいんだよ」

貴「はい、すみません」

木葉「聞いてたかっ！！？」

貴「はい、すみません」

＿＿可愛くねえなっ、この野郎！

そう言って笑った木葉さんに、俺は小さくお礼を言った。

貴「…ありがとう、ございます。」

木葉「おう。

…お前は、先輩を頼る事を覚えろよな？」

貴「うっ…」

木葉「はははっ！」

木葉さんにそう言われ、少し困りはしたけど

やっぱりその言葉が凄く嬉しかった。

猿「これで、器用貧乏じゃなかったらねぇ～」

鷲「木葉は良い奴だがな…」

小「木葉じゃ無理だッ！」

木葉「黙って聞いてりゃ、お前らはぁ！」

木葉さんを盛大に弄る先輩方に、俺は可笑しくなり笑った

京治に面倒を見られてる木兎さんは、こちらが賑やかなのでソワソワしていた

木兎「ヘイヘイヘェーイ！俺も混ぜろよォ！」

赤「バス動いてるんで、大人しくして下さい。」

木兎「あかーし冷たいっ！」

今回の合宿で、少しでも壱夜と話して

前みたいに笑い合える事が出来ることを願った。

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

順位が、いつの間にかあがってる…:(´◦ω◦｀):

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