【ハイキュー!!】見えた景色は (ページ42)

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73試合目ページ42

二人で体育館に戻った俺達は、

木兎さんに声を掛けた

赤「戻りました」

貴「迷惑かけて、すみませんでした…」

そう言って頭を下げた俺に、木兎さんは首を傾げた

木兎「？大丈夫だ！」

貴・赤「「絶対わかってないですよね」」

木兎「失礼な！わかってるぞ！

…多分」

貴「はぁ…。」

＿そんな事イイんだよ！

そう言って笑った木兎さんに、俺達もつられて笑った

赤「それじゃあ、部活に戻ろう」

貴「おう」

白「あ、志路～」

練習に戻ろうとすると、マネージャーの白福さんに声をかけられた

少し焦ったような雰囲気の割りに、

語尾が伸びているためあまり伝わらないが

＿いや、白福さんはいつもあんな感じか＿

貴「どうしました？」

白「何か、宇嵜がずっとぶつぶつ言ってるんだよ～」

貴「え…？壱夜、起きたんですか？」

白「違う違う～、えーと＿＿」

雀「寝言みたいに、＂俺は違う＂って」

白福さんの代わりに、雀田さんが教えてくれた言葉に、

俺は一瞬思考が停止した。

＂俺は違う＂って…

貴「(どういう意味だ…？)」

雀「志路さ、何か知ってたりする？」

貴「いえ、何も＿＿＿」

＿＿何も知りません。

と言いかけて、先の郁兎さんの言葉を思い出す

──…お前は、少しでもアイツの事を知ろうとしたか？──

貴「(あぁ…。またアイツの事を、知ろうとしなかった…)」

相棒だなんだと言いながら、結局逃げていた事に

俺は腹が立った。

心のどこかで、隼吏兄さんだって事くらい分かってた。

貴「(情けない…！)」

赤「(人１)。大丈夫だから」

貴「ｯ悪い…」

黙り込んでいた俺に、京治が見兼ねて声をかけてきた

だけど、それが今は

自分の無力さを思い知らされているようで、苦しかった

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

そう言えば、色んな人の誕生日を忘れてた…。

すまねぇ…。

ということで、

誕生日おめでとう、みんな！

壱「雑ぅ！！！！」

木兎「忘れてんなよなっ！」

貴「まぁ、他の作者様方は覚えてたりするしな」

赤「本当、いい加減ですね」

作者「すまねぇ＿|＼○＿」