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「ちょっとまってて」









*・*・*・*・*・*・*・*・*











樹「なんで泣いてんだよ……
そんなに手痛かったか?」


『ちがう』


樹「どしたんだよ」


『前に…………あたしが…………ッ
好きって言ったの覚えてる…………?』


樹「あぁ」


『関係性がめんどいから……
あたしとは付き合いたくない……って事だよね
振られたってことでしょ?』


樹「…………いや」


『好きじゃないならちゃんと振ってよ』





何も言わない樹に
胸がもやもやして抱きついた






『あたしには樹しか居ない……
けど、樹がそのハルちゃんって人が好きなら……
…………あたし、邪魔者だから……ッ
そしたら、ここでていく……』


樹「は」


『振って……よ、
そしたらもう諦める
諦めたくないけど叶わないなら…』


樹「…………」


『考えといて……』







久しぶりに自分の部屋に戻っていっぱい泣いた



















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作者名:柚羽愛 | 作成日時:2023年9月14日 15時

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