DISH//の姫 5th (ページ4)

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15日目

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柊生「ここ!!」

『ここ?絶対高いじゃん…』

今日はお洋服屋さんに連れてきてもらった

柊生「ねぇ、これどう?」

と、いって見せてきたのはフラミンゴだった

『えぇ～…趣味じゃない!!』

柊生「そ?可愛いと思うんだけどな…」

『ん～ちょっとちがう』

そしてあたしは紺色のTシャツを彼に合わせてみて

『これ、似合うんじゃない!?ほら!!』

柊生「いやｯ、俺はいいって…」

その後、あたしは白い花柄のガウンをみて

『あぁ…これ可愛い～♡』

柊生「いやいや、白より赤の方が似合うって!!」

『えぇ～!!赤は派手だって～…』

柊生「いやいや、絶対似合うって笑」

そういって、鏡の前で、後ろから手を回してあたしに合わせてきた

柊生「ほら…どぅ?」

『えぇ…これ、似合ってる…?』

柊生「うん、着てみて」

あたしはそれを着てみることにした

ｼｬｯ

『………どう?』

柊生「めーっちゃいいじゃん!!」

『ほんとに!?』

柊生「うん!!いいね!!」

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29日

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強制的に付き合うことになったあたし達ですが、あっという間に時間はすぎていったのでした

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そして30日目

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柊生「おまえってさ…あれだよな、あれに似てるよな笑」

『えぇ～、なになに?笑』

柊生「あれだよ、あれ～笑」

『なに～笑』

柊生「あ、あれだ!!笑」

あたしの頬をむにってやって

柊生「子ブタ！笑」

『もう～やめてよ～
大体!!本当の彼氏彼女でもないしさ、怪我が治るまでの1ヶ月って約束じゃん』

柊生「………ごめん」

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31日目

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友達と帰ってる時に

ﾋﾟｺﾝ

柊生今日で1ヶ月だよね。1ヶ月付き合ってくれてありがとう。元彼より。

『はぁ……』

「そっか…あいつ1ヶ月あったのに言えなかったのか…」

『え、どういうこと!?』

「実はね、あいつ幼馴染なの。
Aのこと好きになっちゃって協力しろって…ちょっと強引だけどあぁみえてシャイなの。

Aの事なんも知らないから、Aが食べたいって言ってたパンケーキを教えてあげたり、Aはお洒落だから服に無関心なあいつにお店教えてあげたの。

ほんと、大変だったんだから…、それでも"すき"って言えなかったんだ」