DISH//の姫 5th (ページ3)

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＊柊生編ページ3

あたしは友達と学校の帰りチャリに乗りながら帰る

帰りに友達と別れる所があるんだけどね、別れて曲がった先に

ﾄﾞﾝｯ

柊生「いって～なぁ」

『……ｯ…、あ、大丈夫ですか…』

男子高校生とぶつかっちゃった

柊生「大丈夫じゃねーよ、どこ見てんだよ」

『えぇ…どぉしよ…』

とりあえず、一緒に病院に行くことにした。

外で、あたしは待っていたの

そしたら、そのぶつかってしまった人は包帯ぐるぐる巻きにしてでてきた

『あの!!大丈夫ですか…』

柊生「大丈夫じゃねーよ、骨折だよ、骨折!!
全治1ヶ月だぞ」

『すみません…』

柊生「試合もあったのによ…全部台無しだよ、これ…すみませんじゃねーよ…」

『ごめんなさい』

柊生「そういうことじゃねーだろ、どーすんだよ、これ」

ものすごく怒った彼は歩いていっちゃったから急いでチャリを押してついていった

『あの～、どうすればいいですか?』

柊生「知らねーよ、自分で考えろ」

『いや、えぇ～』

柊生「あぁ、あのさ、じゃあ俺と付き合えよ」

『……えぇ!?』

柊生「いや、俺、これだしさ。
治るまでの1ヶ月、俺の世話しろ」

『なにそれ～』

柊生「はぁ?おまえ文句あんの?」

『いや、文句しかないけど』

柊生「いやぁ…とにかくおまえ…
俺の彼女な…おまえ、名前は？」

『Aだけど…』

柊生「じゃあA、ほら…」

ﾄﾞｻｯ

そういって、彼は自分のバッグを置いていった

柊生「はやくこいよ」

『ちょっと…待ってよ～』

この日からあたしは、この橘という男と半ば強制的に付き合うことになったのですが…

・

6日目

・

彼とパンケーキのあるカフェに来ました

柊生「いや～、俺さぁ～?ここ来たかったの
でも男同士じゃ来れないじゃん?」

『そぉ?』

「お待たせしました、フレッシュフルーツのパンケーキでございます」

と、出されたパンケーキはふわふわとしたスフレのパンケーキ♡

『うわぁ♡美味しそう♡いただきます』ﾊﾟｸｯ

柊生「いやいや、なにしてんの
俺、これじゃん!!食べさせてくんないと～」

『えぇ～そこまでやんなきゃいけないの～』

あたしは渋々、彼の隣へいき大きめの一口を"あーん"してあげた

柊生「うんまｯ♡」

『めーっちゃついとる笑』

柊生「うーんまｯ♡」

『ついとるよ笑』