花のち晴れ~鮮やかな空~ (ページ26)

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朝、いつも通りに起きるつもりが寝坊してしまって音と登校できなかったの!!

音には謝って、お昼に合流することになった。

『音!!今朝は本当にごめんね』

音「そういうこともある!!笑」

そんな話をしていると後ろから嫌味ったらしい声が聞こえてきた

「あらら…今日はひとり？笑」

『あらら、あたしが見えてませんか?』

「Aさんに話しかけておりませんけど」

『お嬢様だったら、もうちょっと静かにお話できませんか?うるさい笑』

ちょっと元気のない音を座らせて、後ろの人たちを静かにさせた

すると…

海斗「江戸川音…少し話せるか」

海斗くんと一茶、杉丸さんがきた

一茶「ごめんね、ちょっと席外してくれる？」

「でよろこんで♡」」

気持ち悪い声が聞こえてきたからそのまま…

『気色悪い…』

海斗くんには笑われ、一茶には怒られた

海斗「んん"ｯ!!……申し訳なかった」

3人が音に頭を下げた、こんな珍しいことないよ…

一茶「俺らのぶちゃい仲間のせいで酷い目に合わしちゃったよね」

音「いやいやいや、みなさんが謝ることではないと……」

杉丸「勿論曰く、自分が全く予想しない玉が来た時どう対応するかが大事だ…」

音「………は？」

『…………笑』

音の汚い言葉が……笑

一茶「気にしないで?いつもの事だから」

海斗「昨日、晴に呼び出されて言われた。英徳とC5の名を汚した愛莉は幼馴染でも仲間でもないと…な…とにかく、もう二度とあんな事はさせないC5
の名にかけて」

海斗くんは頭をもう一度下げて歩いていき、一茶はあたしに頭ぽんぽんしてから杉丸さんを連れていった

そして一応あたしも音に謝った

『おと…あたしからもごめんね』

音「え、なんで、Aが謝るの」

『あたしも昨日、海斗くんから電話がかかってきて知らされたの。音が心配で今日ずーっと一緒にいたんだけどね…
あたしと海斗くんは怪しいなぁって気付いていたのになにも出来なかった…守れなかった…

だから、ごめんね』

音「気にしないで、誰も悪くないから」

『音は優しい…ずるい…』

音「なにそれ～笑」

そして、あっという間にお昼休みは終わってしまった