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タクヤside
休憩って言われてんのにまだ練習をし始めるあいつ
「おい」
『…………』
いつものこいつの悪い癖。
ちゃんと休ませないから無理してる。
別に怒ってるわけではないのに、あいつは機嫌が悪い。
そして、柊生が間に入ってくる…
柊生「匠海の所、行くか？」
そうやって、あいつは釣れた。
両想いなんだろうなって思う…
でも仕方ない、熱愛報道がでたAを信じてやれなくて別れたんだから…
俺にはもう1度好きになる資格なんてない…
3人はでていったとたん…
コーイチ「いいん？」
「なにが」
コーイチ「まだ好きなんやろ？心配したんやろ？」
「別に」
コーイチ「素直じゃねーな…」
「俺はあいつを裏切ったんだ…
好きになる資格なんてない」
コーイチ「人を好きになるのに資格なんている？」
「いる」
コーイチ「それはお前がおかしいやろ」
「…………」
コーイチ「でもよかったな…」
「なにが」
コーイチ「こうやって、一緒のチームにいるみたいやな」
「…………」
コーイチ「お前らが付き合ってた頃、よく楽屋来てくれてたやろ？
話したこととかはあったけど、歌声聞いたの初めてやったん。俺、、びっくりしたわ…」
「だから男の中のオーディションに選ばれた…」
コーイチ「飲み込みがはやい…」
「あいつは天才」
コーイチ「かわいいしな…」
「あたりまえだろ」
コーイチ「素直だな…笑」
「うっせ」
コーイチ「じゃああんま喧嘩すんなよな…」
「したくてしてるわけない、あいつが機嫌がわりーんだよ」
コーイチ「それはお前が意地悪言うからやろ笑」
「言ってない」
コーイチ「じゃあ次、優しくな？笑」
「わかってる」
コーイチ「はよ、戻ってくるといいな…笑」
「楽しんでるだろ」
コーイチ「いーや、べっつに笑」
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作者名：柚羽愛 | 作成日時：2018年2月5日 1時
