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タクヤside
Aのこと考えてたはずなのに、いつの間にか忘れるくらい柊生とふざけながら次の授業の教室に向かっていた
柊生「お、星野!!久しぶり」
同じ事務所である星野悠月に声をかけた柊生。
ん?隣のやつ…
タクヤ「…………」
A……だよなぁ…?
でも、柊生は気付いてないのか!?
普通に話しかけてるし…俺の見間違い!?
教授がきたから柊生といつもの席につく。
タクヤ「なぁ…あいつ…」
柊生「Aだね…」
タクヤ「気付いてたのか!!」
柊生「いや、話しかければ優しいあいつだったら話すだろうと思ったのに、なんも話さなかった…」
タクヤ「やっぱり何かあるんだな…」
柊生「星野に聞いてみるか?」
タクヤ「いや、もうちょい様子見よ…」
柊生「おけぃ。じゃあ明日仕事だから観察しとくわ!!」
タクヤ「言い方…笑」
柊生「これからもここに来るようだったら、あいつも学校の方ヤバいだろうし…これが今日から2週間続くようだったら動くか…」
タクヤ「おう。俺は周り一応探るわ」
柊生「じゃあお互い…」
タクヤ「だな…」
なぁ、お前に一体なにがあったんだ…
平気で女でも容赦なくいうお前が…
ここの事務所に入って、お前は強くなったんじゃなかったのか…
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作者名:柚羽愛 | 作成日時:2018年2月5日 1時