あなたの小説、僭越ながら批評したいのです

虎助様「君とボレロを」辛口 ページ3

君とボレロを: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/taue1/

まずは一だけ拝見させていただきました。

設定の画面では挿絵がついていて、主人公とデジモンの姿がよりわかりやすくなっていました。

「君とボレロを」は現在六まで続いています。一つの作品にこんなにも力を注ぐことが出来るのはとても素晴らしい事です。集中が切れてしまったり飽きてしまったりして、最後まで続かない作品がある中、一年という長い時間、書き続けているということ自体、中々出来ることではありません。

さて、ここからは批評のお時間です。言うことが沢山あるので、ト書で行きます。

･キッチン件リビング→キッチン兼リビング

･「私の背後でバタンと閉まったドア〜見回す」の部分で、主人公は今どこにいるのか。玄関先の構造が知りたい

･落下防止用の柵は歩道橋のものなのか？齧り付いているということは主人公は歩道橋に移動した事になるが、その描写がない

･暗がり→暗がりとは、明るい場所の影になっているところという意味。暗闇、闇夜、夜、夜空などの方が良いと思う(個人的見解)

･擬音語が多いことで、語り手の年齢がわかりやすくて良い

･コメンタリー→コメンテーター。コメンタリーは注釈や解説の事

･母親が忙しく夜遅くしか家に帰れないという項目は、設定だけでなく本文にも入れるとわかりやすい

･御神渓谷。読み方が複数ある場合は読み仮名を振る
･山盛りの自然→「視界いっぱいの自然」「目の前に広がる大自然」など

･最初にキャンプについての説明が欲しい。学校なのかイベントなのか。一応察しはつくが、説明を入れた方が読みやすい

･テントはどこに張ったのか

･テントの大きさは何人寝られるかでかなり変わる(「大人〇人が寝られる広さ」とか)

･寝れる→寝られる。ら抜き言葉に注意

･主人公は何故祠の存在を知っていたのか

･さっきまで晴れていたはずの空は途端に曇り→空を見上げてから雲がでてきたならこれで合っているが、そう出ないなら「いつの間にか曇り」の方が良い

･祠の外見をもう少し詳しく記すと良い。色、形、大きさ、おおよその経過年数など。

･祠の場面では誰が喋っているのかほとんど分からない。「他愛ない会話」を使って各人の外見や性格を印象づけると共に、タケルの紹介をするとわかりやすい。他の場面でも、台詞の主は明確に

･転移前に現れた穴の色や形

続き→←ろうつ様「異世界 化け物 一緒 旅 宇宙」（中辛）

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