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25. 頭痛い ページ25
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智「平気、平気。俺は脱がしてないから。ちなみに、Aちゃんも脱いでない」
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な、ならどうして？
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智「あまりにも酒くせーから、入ってもらったの。風呂」
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あ「じゃあこれ、その時に…」
智「そ」
あ「大野さんのですよね？」
智「そうだねぇ」
あぁ、どんだけ迷惑かけてんだ…
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智「おっちゃんに帰さなきゃだから…」
あ「着替えなきゃですよね？」
智「これ、昨日のね？」
手渡された昨日の服。
あ「くっさ！」
智「洗濯しとけば良かったかな」
あ「いや、大丈夫です。」
申し訳ないしね…
あ「着替えます」
急いで着替えた、8時。
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あ「すいません、行けます」
智「はいよー。歩いてこ？」
あ「家、近いんですか？」
智「まぁまぁね」
バレないのか不安になりつつ、二度と来ること無いだろう
大野さんの家を出た。
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まだ少し冷える春の朝を２人で歩く。
あ「どうしてここまでしてくれるんですか？」
あまり身長の変わらない大野さんを見る。
あたしは、ただの釣具屋の娘だ。
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智「Aちゃんが好きだからね」
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ゴンッ
と鈍い音と共に、思いっきり頭を電柱にぶつけた。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：杏仁豆腐 | 作成日時：2012年12月24日 14時
