67話 ページ29
はあ。
部屋のベッドにごろりと寝転ぶ。
疲れた。寝ちゃおっかな。
そういえば。ふと疑問に思った。
なんで彩は助けにきたんだろう。
戸田先輩と会うことも、家に行くことすら伝えてない。
ああ、そうか。
風磨が助けてくれたのか。
自分の身体じゃ助けにいけないから。
彩なら、家もわかるし、ね。
あの涙は、悔しさの涙。
でも、風磨の優しさ、伝わったよ。
風磨もあやも、ほんとありがとう。
数分後には、雲は黒く染まってきた。
三十分後には、分厚い雨雲に覆われ、
部屋中に雨が窓に打ち付けられる音が響いていた。
止むことを知らない雨は、次第に加速してゆく。
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momo(プロフ) - いいところで終わっちゃったぁ!すっごく面白いです!更新楽しみにしています! (2013年7月8日 18時) (レス) id: 48bdc20ca7 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 恋空っぽいですね(*´∀`*)どっちも好きです!更新頑張ってくださーぃ (2013年4月17日 4時) (レス) id: 350ad3a828 (このIDを非表示/違反報告)
岬(プロフ) - 雨止んでよかったです(笑) (2013年4月7日 23時) (携帯から) (レス) id: b98b053b54 (このIDを非表示/違反報告)
裕南(プロフ) - 初コメです★ すごく続きが気になります!! 更新、頑張って下さい(o≧▽゜)o (2013年4月5日 22時) (レス) id: 279a4fe581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モルモット | 作成日時:2013年3月4日 20時