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「貴方ちゃんて付き合ってるの中島先輩だろ？すげーよな。」
「ああ、ラブラブみたいだよ。」
「中島健人だっけ、そんなにすごいの？」
男と中島の話をするのは初めてだった。
中島の話を聞くのは、たいてい貴方からの惚気か、女子同士で話してるのが聞こえる程度。
どっちからも聞くに、人気だということはすぐにわかる。
「女子からは人気みたいだな。」
少しだけ皮肉を込めてみる。
どんなにあがいても、みっともないだけだけど。
「でもあんまいい噂聞かなくね？」
「え？そうなの？おれ中島健人よく知らないー。」
「おれも貴方からの惚気くらい。」
「え！じゃあ高校時代の噂とか聞いたことないの？」
初めて聞いた中島の高校時代の噂は、
貴方を今すぐ奪いたいほど憎くなる内容だった。
浮気
やり捨て
妊娠させて中絶
まあ流石に度が過ぎた噂は、モテない男子たちが嫉妬から作ったものだろうとある程度は馬鹿らしく思えるど、
浮気 という単語におれは反応してしまった。
貴方の、前々回のクリスマスは？
もし就活と言って会えない時間が嘘だったら？
貴方にその噂を伝えるなんてこと、噂の出処すら知らないのにそんな無責任で残忍なことはできない。
だけど、おれには噂が真実か確かめる必要がある気がした。
隙あらば、貴方を奪いたいって気持ちが強かったのかもしれない。
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☆ - 57【楽かったよ。】→楽しかったよ、 77【それどころがもっと】→それどころか だと思います。 (2019年6月20日 19時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
もるもっと(プロフ) - みずきさん» コメントありがとうございます！時間があるときに是非読まさせていただきますね！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: f289174465 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 続きが楽しみすぎてやばいです！もしよかったら、私もＳＺの小説を色々書いているので、連載中のものの読者さんになってくださると嬉しいです！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: bc7a176764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もるもっと | 作成日時：2016年1月3日 11時
