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「おーいねぼすけー。起きろー。」
誰かに揺さぶられる感覚で目が覚めた。
目の前には私を覗き込む健人。
「わあっ！おはよう。」
あまりの顔の近さに、特別恥ずかしいとかそういうわけではなく、ただ単に驚いた。
「なにそんなびっくりしてんの、おはよう。」
王子様スマイルを見せた健人は、初詣行くんでしょ？と私に起床を催促する。
デジタルの置き時計を見れば、日付のところには1/1と記されている。
「お正月、だ。」
「うん、初日の出行こう？」
時計を見れば、4時半を少し過ぎていた。
どこで見るかにもよるけれど、
初日の出のだいたいの時間を考えると、
私は急いで支度をしなければいけないと思う。
「ごめんごめん！」
さっさと着替えて身支度をする。
マフラーを巻いて外に出れば、
新年の冷たい風が頬に刺さる。
「ううっ寒いね。」
「まあまだこの時間だしね。」
辺りがまだ暗いのは日が出ていないから当たり前だけれど、
同じく初日の出を見に行く人たちが歩いているのを見ると、
空は暗いながらも街は明るく感じた。
「あけましておめでとうございます。」
あちこちで交わされる言葉は、近所のおばさんなどから私と健人にもかけられた。
「あけましておめでとうございます」
丁寧に返せば、それだけでみんな笑顔になる。
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☆ - 57【楽かったよ。】→楽しかったよ、 77【それどころがもっと】→それどころか だと思います。 (2019年6月20日 19時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
もるもっと(プロフ) - みずきさん» コメントありがとうございます！時間があるときに是非読まさせていただきますね！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: f289174465 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 続きが楽しみすぎてやばいです！もしよかったら、私もＳＺの小説を色々書いているので、連載中のものの読者さんになってくださると嬉しいです！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: bc7a176764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もるもっと | 作成日時：2016年1月3日 11時
