アモーレ 07 ページ21
「このバラちょーいい匂いでしょ！ベッドに散らしちゃう？あ、バラ風呂もいいよね！
Aはベッドに直行とお風呂入ってからとどっちがいい？」
「ま、待って待って、」
「とりあえずチューしていい？」
「待っ、」
言うや否や、唇が触れる。
二人の間から服に擦れたバラがふわりと香りを立てた。
「・・・祐くんっ！」
いきなりの展開に頭がついていかない。
そんなわたしに祐くんは意味ありげに微笑んだ。
「今のは一週間前の分ね。」
「分、って、」
「もうさぁ、バレンタインシーズンだからか、周りみんなずーっとチュッチュチュッチュしてんのよ！俺この一週間ずっと我慢してたんだよ？なのにA、帰ってきてからハグもキスもしてくれないんだもん。」
気付けば寝室まで運ばれていて、背中に柔らかいベッドの感触。
「でももうゴキゲン直ったんでしょ？」
見上げた祐くんの目がきらりと光る。
服の裾から入ってきた手はもう既に、わたしの腰の辺りを撫で始めている。
「・・・っあ、祐くん、」
ああそうだ、祐くんが行ってたのはアモーレの国だったっけ・・・。
ぼんやりし始めた頭の片隅で
今更そんなことを思い出したわたしの唇に
「一週間分満足するまで寝かせないから。」
先程とは比べ物にならないほどの
それはそれは、情熱的なキスが降ってきたのだった。
〜 fin 〜
20190212
ウィロー057
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ウィロー(プロフ) - 由乃（よしの）さん» わーいすごく褒めていただいている！生々しいのが書けないだけなんですけど、そう言っていただけると嬉しいです。これからも爽やかめにえちく頑張りますね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 0b90bd599d (このIDを非表示/違反報告)
由乃（よしの）(プロフ) - 久しぶりにまた読み返して、ウィローさんすごいなぁと思っています。えっちーなのに下品じゃなくて可愛い。キャラが魅力的でたまらないです！！ また投稿待ち侘びてますね！！ (2022年1月24日 23時) (レス) id: a4b9ddb561 (このIDを非表示/違反報告)
ウィロー(プロフ) - みずさん» 初めまして。キュンキュンしていただけて嬉しいです！のんびり更新ですが次回作も宜しくお願いいたします♪ (2019年8月31日 15時) (レス) id: d8e6e031fa (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 初コメ失礼します。素敵すぎて、キュンキュンしすぎて、一気に読んでしまいました！また楽しみにしてます！ (2019年8月31日 9時) (レス) id: 34ebe85969 (このIDを非表示/違反報告)
ら。(プロフ) - ウィローさん» はい、是非…！！！ (2019年8月31日 2時) (レス) id: b5265679dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウィロー | 作成日時：2018年5月7日 19時
