前世を思い出したので、関わらないでください

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側に来たチビッ子探偵のセリフ。

コナン「お兄さん、犯人誰だと思う？」


ちょっと待て。
誰がお兄さんだ。
ワタシはれっきとした乙女だ！




あぁ……まぁ、こんな格好してりゃ、
女の子には見えないか…
全身真っ黒だもんなぁ〜
可愛さの欠片もない服だし……
って


いや、待って。
犯人誰だと思うって何で聞くわけ？

それ、あんたらの役割じゃん。


A「……何で？そんなこと聞くのさ？」


コナン「僕たちは、
警察の人とおじさん達とで
話し聞いたり、色々見たから、
犯人解っちゃったんだ。
だけど、お兄さん、
最初から
あの中の人ガン見してたでしょ？」


A「……はぁ……そうだね。
犯人、あの青い服の奴だ！
………と思う」

確信はしているけど、


だって、被害者が訴えてるし



コナン君と昴さんに
最初から犯人、確定してたとか
思われたら厄介そうだからね
慌てて[だと思う]を付け加える。


無駄な努力かもしれないけどさ……



コナン「へぇ〜。お兄さん！
すごいねぇ。どうしてわかったの？
犯人が青い服の人だって…
証拠とか何か知ってるの？」


犯人わかったんなら、さっさと
おっちゃん眠らせて
推理ショーしろよ……


証拠なんて知らんし
被害者が訴えてるから…


何て言えないよなぁ。



A「……勘…………」


この一言で
納得してくんないかなぁ……




コナン「は？勘？んな訳ねぇだろっっ
何か知ってるから…犯人だと確信したんじゃねーのかよっっ！」
と激昂したコナン君。


………そんな怒っても
ってか…君、素が出てるよ？



それしか言いようがないしね……
でも…引き下がらないよねぇ……


さて。どうするかなぁ。




周りを見ると、
昴さんが犯人を追い詰めていて
証拠をつき付けていた。




あぁ。昴さん居たから…
眠りの小五郎出来ないのか。


あんまり、近づきたくないんだけどなぁ
仕方ない……コナン君を引き離す方法。


私はコナン君を抱き上げて、
刑事さんや昴さんに近づいた。



突然、抱き上げられて、
慌てるコナン君。


コナン「ちょっ！！」



A「…証拠とか知らんし。
[勘]としか答えようがないんだよ。
だいたい、犯人を特定して
証拠を見つけるのは
警察の仕事でしょ。
いくら、お父さん(笑)
と一緒でも現場うろちょろし過ぎ。
好奇心旺盛過ぎ。
君はまだ子供でしょ(笑)！」



抱き上げたコナン君を
昴さんにズイっと突き出してみた。


昴さんの目が少し開いたのなんて
知らない(笑)

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