前世を思い出したので、関わらないでください

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犯人が連行されて行くのを見送り
引っ付いてた被害者が
消えたのを確認して
昴さんに言って見た。


A「あなたも父親なら、
こんな小さい子供、
現場でうろちょろさせないで、
ちゃんと監視して下さい。」


ズイっとコナン君を
昴さんに引き渡すと


昴さんもコナン君も、なんとも言えない
顔をしている。
ちょっと笑えるかも(笑)



昴「えっと…私はこの子の父親では……」


うん。知ってるけどね(笑)


A「あれ？違うんですか？
随分、懐いてたから……
そうだと思ったけど」


明美【クスクス…フッ……アハハっっ
だっ大くんの顔……あっはははっ】


明美さん爆笑し過ぎ(笑)

昴「コナン君の今の保護者は
毛利探偵です。」

A「…へぇ。そうなんですか。(笑)
じゃあ、あなたが、この子を
このまま
毛利探偵に引き渡してください。
刑事さん達と毛利探偵一緒に
行っちゃいましたし
犯人も連行されたようですし、
僕は部屋に戻りたいので。」


コナン「ねぇ、お兄さ……っ！！」


コナン君はまだ、さっきの[勘]発言を
追及したいのか、昴さんに抱えられたまま
呼び止めようとするけど。

ごめんねぇ。コナン君。
追及される気はないんだよ。

心の中で謝り、コナン君に近づき
話しを遮った。

A「…君、本当に子供なの？」

コナン「えっ！？」

A「…見た目は…6､7才ぐらいの
子供だけどさ
君の行動…とか言ってることは
子供らしくない。」

コナン「っっ！！」

コナン君が息を飲むのがわかった。


コナン「…なっ何言ってるのか…
僕、子供だから解んないや。アハハ。」

……コナン君…動揺し過ぎだよ。
それで本当によくバレないな
逆に感心するよ。

A「…まぁいいや。
でも、首を突っ込み過ぎれば、君だけじゃなく、君の周りも危ない目に会う
可能性もあることを覚えとくといい。」

軽く、コナン君のおでこを突っついて
じゃっ！とその場を去ろうと離れようとする。

……このまま、別れてくれますように…と
願いながら。


昴「あの……」

願いむなしく、昴さんに話しかけられる。

A「……何か？」


昴「お名前を聞いてませんでした
教えて貰えませんか？」


今さら？名前…教えたら、
今後、関わることになるじゃないか？
嫌だ。通行人Aでいいよ。
モブでいいよ。

って！！待てよ？


私、二人の名前……本人から聞いてないよな？

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