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御眼鏡(にのあい+オール) ページ34

イヴ、ツアー二日目の楽屋。
二宮は到着してからと言うもの、やたら相葉に「おめでとう。」を繰り返していた。
最初は特に気にもしていなかったメンバーではあったが、ワンコの様に付いて回っては耳元で囁く様子に『何かあるのか?』と疑いの目を向け始めた。

和「あ、これ相葉さん好きですよね。はい、あげます。」

そう言って昼食のお弁当からおかずを差し出す二宮。

雅「ありがとう?」

和「これも好きだよね。はい、あっこっちも食べる?」

次から次へと差し出す二宮。
基本疑う事を知らない相葉だが、流石に異常な様子に訝しげ始めていた。

雅「あのさぁ…。何?何かあるわけ?」

和「えっ?あ、べ別に何にも無いですよ。強いて言うなら、相葉さんのお誕生日がある位ですね。おめでとうございます。」

雅「ありがとう。だけど本当にホント?実は何か隠してたりしてない?」

ピクンと見えないワンコのお耳と尻尾が羽上がる錯覚を見る四人。
この瞬間完全何かあると確信したのだった。

智翔雅潤「………。」

和「………。」

上目使いで様子を伺う二宮。
さっきからお耳は下がりっぱなしで、キョロキョロお目目は落ち着かない。
それをじっと見つめる四人。無言の攻撃が一番効くからだ。
徐々に視線は下がり、ハソが尖ってゆく。
一度下がりきった視線を再び上げると二宮は相葉を見つめ言いにくそうに口をモゴモゴ動かした。

和「あ、あのね。今日のコンサートにさぁ、山田監督がいらっしゃるんだよね。」

智翔雅潤「!!!!」

和「それがさぁ、最初はただ単純に舞台とかの興味からだったんだけど………。」

再び、バツの悪そうな顔して言いよどむ二宮。その視線は完全相葉一人を凝視している。

和「ごめん!相葉さん!!」

顔の前で両手を合わせ深々と頭を下げる二宮。流石にただ事では無いらしい雰囲気に楽屋に緊張が走った。

和「あのね、ほら相葉さんが俺の真似してくれるじゃん。それをさつい監督に話ちゃったら「それは、見たいね。」とかなっちゃって、俺が何時もの様に相葉さんの話ばっかしてるからかね、何か監督勘違いしちゃったみたいでね………。」

頬を染める二宮。気付けば耳まで赤く染まり、困った表情で相葉を見上げている。

和「相葉さん、俺のマジ彼だと思ってるみたいなんだ………。」

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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます。(笑)あのちゃん付けが台詞なのか、二宮さんのオリジナリティなのかが気になる。(笑)「ちょっと酔った感じでお願いします~。」と、言われた結果と判断してみました。(笑) (2015年12月5日 12時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ぽんすけさん» 本当に、自分をちゃん付けで呼ぶ所にやられました。(笑)可愛すぎて永遠的に見れる。キャラの立ち方も完璧で本気で番組にして欲しいですよね。作ってくれないかなぁ~。(笑) (2015年12月5日 12時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - このお話通りの映像が見たいです。酔っ払いにのちゃん、可愛すぎです(//∇//) (2015年12月4日 20時) (レス) id: d94191d55e (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - かわい〜( *`ω´) にのちゃんかわいい! そして、あーばさんが お兄さんなのが、うんうん!ってかんじでした。 ほんと、あのCM 1番組ぶんくらい作ってほしいです(≧∇≦) (2015年12月4日 12時) (レス) id: eb1f03ab28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YUY | 作成日時:2015年10月30日 12時

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