in 楽屋裏 4

くっつく二人。続き ページ31

二人アイコンタクトで会話しながら大宮ちゃんを挟む形にもって行く。
毎年同じ状況に二人も慣れたものである。
しかしそれは相手も同じだけの場数を踏んでるわけで。
普段はやる気が乏しい二人であるが、ペアになると何故だか途端にアップするから達が悪いのだ。

二人の威圧を感じ抱き合う腕にも力がこもった。互いに互いの敵を見定め威嚇する。
サイズ的にはミニマムだが、その分小回りが効くのも確か。
また、元より反射神経はこの二人の方が少し上を行くだろう。チームワークは言わずもがな。
その為毎年三人は頭を悩ませるのであった。

だが今年は二宮鑑賞係、櫻井による『二宮の一瞬の隙を付く言葉』が披露される事となった。

雅「ニノ〜ちゃん。10秒以内にこっちに来ないとこれから一切俺の名前呼ばせ無いからね。」

和「えっ？どう言う

雅「今だ、松潤！！」

潤「OK！」

智「あっ、ニノっつ？！」

和「えっ？あっ………。」

予想通り二人を引き離す事に成功したのだった。

智和「………。」

潤「流石、相葉ちゃん！やるねぇ〜！」

雅「本当、本当。翔ちゃんの言った通りだったよねぇ〜。さぁて！ほらね、観念してとっとと終わらせるよ。」

潤「大野さんも。行きますよ。」

智和「………は〜い。」

こうして無事今年の撮影は終了する。
しかしまた来年。
いや、これから先もずっとこの様な企画がある限り、二人対三人の熾烈な攻防は続くのである。

和「大野さん〜、次は紐で結んじゃう？」

智「１つの服に入るのも良いんじゃない？」

翔「………次回はハサミを各自用意する事。」

雅潤「了解。」


おわり。

言いたい事。
総じて『可愛い』以上！！

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