ハロウィン続き ページ4
和「…本当?」
潤「ホントホント。しっかり朝から手作りしてきたよ。はい、あ〜ん。」
和「あ〜ん。モゴモゴ………。うん、美味し。ありがと、潤君大好き!!」
潤「俺も好きだよ。沢山作ってきたから食べてね。」
膝から降りてもう一度ニッコリすると、二宮は最後の相手に向かって行った。
和「大野さん。おはようございます。トリックオアトリート。お菓子をくれなきゃイタズラするぞ。」
智「………。」
和「………?大野さん、トリックオアトリート。お菓子をくれなきゃイタズラするぞ。」
智「………。」
翔雅潤「………。」
微動だにしない大野。
寝ているのかと、二宮が顔を近付けると瞳が動いた為一応起きてはいる様。
よく見ると何やらボソボソ呟く大野。
二宮は耳を近付け、大野の言葉を聞いた。
智「………良いよ。好きにして。」
和「………えっ何です?」
智「好きにして。」
ちょっと胸を張る大野。イタズラされるのを待ち、目を閉じ何故か顎と口を上げた。
和「………。」
翔雅潤「………。」
智「ねぇ、ほら。ニノ、好きにして良いよ。イタズラして。」
待ち構える大野の様子はとても嬉しそうに頬が弛み、眉が下がりきっている。
ちょっと突き出した唇と(何故か顎も)どうぞと言わんばかりの態度に二宮は暫し見つめていたが、ふぅ〜と、溜め息を吐き出すと諦めて大野の膝に乗っかった。
翔雅潤「!!!」
両腕を大野の肩に乗せる二宮。腕を回して頭をゴリゴリ肩に押し付ければ、大野の腕も二宮の腰を引き寄せご満悦。
ふにゃっと微笑んだ大野は、二宮に顔を上げさせ鼻先をくっ付けると、
智「和君、おはよ。トリックオアトリート。お菓子をくれなきゃイタズラするぞ。」
と、言い返した。
和「………持って無い。」
智「じゃあ、イタズラしちゃう!ウリャウリャ。」
和「やっ、ズルいっ!ダメだって、あ〜ん、もう………。」
ひたすらジャレ合う二人と、鴨にされた三人だった。
翔「ああ!?あれが正解かよ!あんなの分かんねぇよ!!」
潤「まだまだ我々は甘いって事ですね。しっかし今回の俺なかなか良いトコ行ってたんじゃない?」
雅「………ガオ………。」
おわり。
店で子供来場でお菓子を配っていたので。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます。(笑)あのちゃん付けが台詞なのか、二宮さんのオリジナリティなのかが気になる。(笑)「ちょっと酔った感じでお願いします~。」と、言われた結果と判断してみました。(笑) (2015年12月5日 12時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ぽんすけさん» 本当に、自分をちゃん付けで呼ぶ所にやられました。(笑)可愛すぎて永遠的に見れる。キャラの立ち方も完璧で本気で番組にして欲しいですよね。作ってくれないかなぁ~。(笑) (2015年12月5日 12時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - このお話通りの映像が見たいです。酔っ払いにのちゃん、可愛すぎです(//∇//) (2015年12月4日 20時) (レス) id: d94191d55e (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - かわい〜( *`ω´) にのちゃんかわいい! そして、あーばさんが お兄さんなのが、うんうん!ってかんじでした。 ほんと、あのCM 1番組ぶんくらい作ってほしいです(≧∇≦) (2015年12月4日 12時) (レス) id: eb1f03ab28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUY | 作成日時:2015年10月30日 12時