in 楽屋裏 4

誰と？続き ページ18

翔雅「ちょっと待った！！」

同時に手を上げる櫻井と相葉。互いに視線で交わし、まず櫻井からアピールタイムとなった。

翔「確かに、松潤の言葉は尤もだと世間の皆様には思われるであろう。だがしかし！！よ〜くもう一度考えて頂きたい！相手はあの二宮和也だと言う事を！！」

潤「！！」

翔「そう、あの天性のひねくれ者。話の半分は作り話だとも言われている相手。彼のマスコミ用の会話を何処まで信じるか！いや、彼の本心は行動にあり！！言葉はひねくれているが根は素直だから現れる、ふとした仕草や行動。それこそ彼が心から望むベストパートナー。」

雅「そうなんだよね。根っ子が正直過ぎて、もうなに言っても顔から溢れだしちゃってるんだよなぁ〜」

智翔雅「「「俺への愛が！！！」」」

綺麗にハモる三人。改めて互いに視線を向けあう中、松本は余裕な笑みを浮かべ顎をクイッと上げ、役者松本潤が現れた。

潤「綺麗にハモりましたね、そこはお見事です。まぁ、以前の私なら貴方達の話も鵜呑みにしていた事でしょう。だがしかし！！今の私には素晴らしい称号がありますから。」

翔「…？！！あっ！」

櫻井の驚愕な表情に口の端を上げる松本。
その余裕の笑みが只でさえ整った顔を更に美しく頼もしい男へと変貌していくのである。

潤「そうです。今年の抱かれたい男ナンバーワン！！あの大先輩を抜き去り堂々の一位となったこの私こそ！あの人たらしを抱くのが一番でしょう！！この鍛え上げた腕でぐっと引寄せ、あの理想唇に………？！帰ってきた？」

廊下から聞こえる声に耳を澄ませる四人。
生唾を飲み込み、扉が開くのを待ちわびる。
互いにまだ誰も譲るつもりは無く、己との今後の為に相談へ言ったと信じている。

確かに色々障害はあるだろう。
しかし、あの炒飯の話をした時の葉加瀬さんの嬉しそうな顔は何とも幸せそうであった。
そう、やはり間違いでは無い！
愛する者同士同じ家で共に暮らしたい。
あの照れ屋なひねくれ者が、自分の為に恥ずかしさを殺し聞きに言ってくれたのだ。

さぁ、この胸に飛び込んで来るが良い！

俺が、絶対！お前を幸せにしてやるから！

足音が近付いてくる。

四人は両手を広げ扉の前に立つのであった。




おわり。(笑)

お相手はご自由に。(笑)
そんな相談しないわな。(笑)いや、葉加瀬さんのあの顔が本当良かった！幸せそう！

あと松本さんおめでとうございます！
その腕でフェアリーを抱き締めてあげて！！

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