in 楽屋裏 5

同棲？（末ズ）蔵出し1 ページ7

少し前に遡るが、亀〇和也ゲストだった時のしやがれ終了後の楽屋。

和「あー残念。あれが上手くいってたらこれから毎日ふわふわオムライス食べられると思ったのになぁ〜。」

さっさと着替え終えた二宮は机の上に突っ伏し上目使いで着替え中の松本を見上げた。

潤「えっ？そんなにオムライス好きだったっけ？」

和「そりゃ〜松本さんが作って下さるんでしたら、毎朝だっていけちゃいますよぅ。」

智翔雅「？！？！？！」

潤「本当かなぁ？ニノって基本朝食べないじゃん。しっかり食べる？」

和「食べる食べる！」

潤「分かった！俺練習するからさ、上手く出来たら絶対！！食べてよね。」

和「勿論ですって。じゃあ帰ろ。」

松本が着替え終わると同時に席を立つ二宮。
お気に入りのリュックを左肩に掛けた二宮の隣にツイッと寄り添う松本。
二宮の腰に手を回しスマートに扉を開いて、エスコート。

潤「お先失礼しまーす。」

和「バイバイねぇー。お疲れぇ〜。」

ガチャ、パタン。

潤「じゃあじゃあさぁ、卵買ってかないと。後、ケチャップもちょっと気になってる店があってさ………。」

何事無かったかのように至って普通に退出していった二人の会話を逃さぬ様耳ダンボにする三人。

智翔雅「………。」

完全に聞こえなくなるまで扉を見つめて、三人は慎重な面持ちで互いを見合う。
やはりずっと心の中でモヤモヤしていた『あの！』言葉について議論する時が来たのであった。

翔「毎朝って言ったよね？」

智「うん、言った。」

雅「おまけに松潤着替え終るの待ってたみたいだから、一緒に帰るって事だよね。卵今から買いに行くみたいな言い方だったし。」

智「………。」

翔「ああっ！！やっぱりかぁ〜！？…いやしかしまさかなと自分に言い聞かせていたのだが、こうなるとやはりあの時の発言は真実だったとしか思えない。」

頭を抱えた櫻井。あの日以来、気になった言葉の数々を甦らせ検証を開始した。

年末からずっと頭の片隅にあり、だけど聞くにも聞けず(本当ならショックが大き過ぎる為)そのままにしていたあの話。
ツアーも終盤東京でのMCにて、さらりと口を滑らしたあの言葉。
『一緒に生活していて…』誰もが耳を疑い、また言った本人も慌てて言い直したが、その台詞は今だ皆の脳裏にも残っている事だろう。

近年、甘甘ムード満載の二人。
今までには無かった、何とも言えない雰囲気はやはりそう言う意味なのだろうか？

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